大谷翔平 結婚語った10分間 始まりはコロナ禍の遠距離恋愛 次はWS制覇へ「集中」 

2024年03月02日 01:35

野球

大谷翔平  結婚語った10分間 始まりはコロナ禍の遠距離恋愛 次はWS制覇へ「集中」 
<ドジャースキャンプ>取材に応じる大谷(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 自身のインスタグラムで一般女性との結婚をサプライズ発表したドジャースの大谷翔平投手(29)が、発表から一夜明けた29日(日本時間1日)、報道陣に対応してお相手の日本人女性とのなれそめ、婚約した時期などを明かした。青空の下、自身も報道陣も笑顔あふれる10分間の幸せ会見。最大の目標に掲げているワールドシリーズ(WS)制覇へ、人生の伴侶とともに突き進む。 
 チームカラーと同じ、真っ青な空の下で行われた結婚会見。序盤こそ表情は硬かったが、少しずつ笑みがこぼれるようになった。大谷は夫人について「日本人の方。至って普通の人」と照れ笑いを浮かべながら明かし「一緒にいて楽しいし、何となくずっと(一緒に)いるところを想像できた」と結婚の決め手も語った。

 表情からも、言葉からも幸せがにじむ。日本に帰国中に「初めて会ったのが3、4年前」と説明。なれそめの詳細を問われると「言えないです」と言った直後に「言えなくはないですけど…」と笑って撤回。「短いスパンで何回かたまたま会った。そこから(関係性が進展した)というのが一番」と明かした。

 大谷は「婚約したのは去年。それ(交際期間)を指すなら去年って感じ」とも語り、デートは「外は行っていない。ラフな感じで過ごしていた」と静かに愛を育んでいたことも明かす。エンゼルスに所属していた昨年もシーズン中は単身で野球に集中しており、最初は約8900キロ離れた日本とアナハイムでの遠距離恋愛。出会った時期が「4年前」と仮定するとコロナ禍で60試合制の短縮シーズンを送った20年だ。翌21年からの3年間は満票MVP、「投打ダブル規定」到達、2度目の満票MVPと大躍進。大切な人の存在や支えが、二刀流を力強くサポートしたのだろう。

 日米合わせて約70人の報道陣が詰めかけ、多くの質問に答えた10分間。結婚を公表した理由を「一番は皆さん(メディア)がうるさいので」とイタズラっぽく笑った。昨年9月に自身2度目の右肘の手術を受けた後に愛犬のデコピンを飼い始めたが「僕が勝手に(飼い始めた)。前々から飼いたいなというのがあった。(愛妻に)電話した時にむしろびっくりしていたくらいの感じ」と内緒で飼ったことも明かし、笑いを誘った。

 新天地のドジャースで迎えたメジャー7年目は打者に専念する。「(夫人は)キャンプの途中でこっち(アリゾナ)に来た。まずここで(会見を)して、あとは野球に集中したい」と大谷。生涯の伴侶を得た。愛妻とともに、世界の頂点を目指すシーズンに臨む。

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