快勝の巨人・阿部監督が面白い指摘 台湾は「すごくカメラワークが素晴らしい」球場のファンには感謝

2024年03月02日 23:25

野球

快勝の巨人・阿部監督が面白い指摘 台湾は「すごくカメラワークが素晴らしい」球場のファンには感謝
親善試合<巨人・中信>試合後、あいさつする阿部監督から巨人ナイン (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 2日に台湾・台北ドームで巨人対中信ブラザーズの親善試合が行われ、4-1で巨人が勝利した。来場者は3万7890人と発表され、台湾プロ野球史上最多。台北ドームが満員になったのも初めてだった。
 巨人は開幕投手の戸郷が先発、初回に圧巻の3者連続三振。2安打を許したが6奪三振、3回零封で存在感を見せた。打線は2回2死から長野の中前打、吉川の四球で好機をつくると、9番・一塁でスタメンの秋広が左前適時打を放ち先制。秋広は6、7回にも右前適時打を放ち3安打3打点。吉川の犠飛もあって計4点を奪うなど快勝。最後は堀田が締めて歴史的試合を勝利で飾った。

 阿部監督は試合後、「まずはこのような素晴らしい雰囲気の中で経験したことのない若い選手もうちには多いし、そこはすごくためになったかなと思います」と台湾遠征の機会を得られたことに感謝。

 また、球場の雰囲気について「台湾のファンの方もすごく野球を知っているなと思いましたし、すごく声援がすごかったので、感動しましたね。勝敗関係なく本当に素晴らしい試合だったと思いますし、盛り上げてくれたファンの方に感謝したいと思います。ありがとうございました」と語った。

 2001年に台湾遠征に同行している阿部監督だが「来たのは覚えてます。で、数々の国際大会に出させていただいて、最後の打者も幾度となく経験してきたので、なんて言ったらいいんでしょうか。まぁ…ね。覚えてないですよ(笑い)」と苦笑いを浮かべる一幕もあった。

 さらに、指揮官は面白い指摘をした。「今日あの…試合後に、カメラワークというのかな、リプレイとかやってたんですけど、すごくカメラワークが素晴らしいと思って」。

 8回には一塁・秋広の方向へ打球が飛んだが、同監督は「1番打者の子が一塁線抜いたやつとかをリプレーでやってもらってたが、秋広の反応の悪さが分かった。多分あの時チアガール見てたんじゃないですかね。もちろん打った打球もすごかったんですけど。それを(台湾サイドに)伝えてもらえれば」と、冗談交じりながらも感想を口にしていた。

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