MLB公式サイト「次のエースになり得る日本人先発投手」特集 朗希、舜平大、光成、平良、高橋宏の5人

2024年03月02日 15:14

野球

MLB公式サイト「次のエースになり得る日本人先発投手」特集 朗希、舜平大、光成、平良、高橋宏の5人
ロッテ・佐々木朗希 Photo By スポニチ
 大リーグ公式サイトが2日、「次のMLBのエースになり得る5人の日本人先発投手」を特集。ロッテの佐々木朗希投手(22)、オリックスの山下舜平大投手(21)、西武の高橋光成投手(27)、平良海馬投手(24)、中日の高橋宏斗投手(21)の5人を挙げた。
 同サイトはドジャースの大谷翔平投手、山本由伸投手、カブスの今永昇太投手、パドレスの松井裕樹投手がこのオフに大型契約を結んだことを伝え、ダルビッシュ有投手、千賀滉大投手もメジャーで実績を積み重ねているとした。その上で「近年、日本プロ野球は投打に絶大な才能を発揮している。メジャーで成功を収め、契約に見合った(場合によってはそれを上回る)成績を残しているため、球団は日本人投手と大型契約を結ぶことに抵抗がなくなっている。では、次は誰の番だろうか?」と5人の日本人投手を挙げた。

 1人目は早ければ今季終了後にもメジャー挑戦する可能性のあるロッテ・佐々木が挙げられた。同サイトは昨春WBCで102マイル(約164キロ)をマークしたことや昨季の成績などを紹介。「昨年22歳になったばかりで非常に若いが、NPBでの3シーズンで最も支配的な投手だった。そして、彼は最もよく知られている。さらに驚くべきことに、佐々木の最高の球種は直球ではない。彼はまた、30インチ(約76.2センチ)近く動く90マイル前半の破壊的なフォークを特徴としている」と評した。さらに佐々木がメジャー移籍を希望しており「早ければ次のオフシーズンにメジャーに来る可能性がある」と伝えた。

 次に紹介されたのがオリックス・山下だ。直球の最速が99マイル(約159キロ)で制球力があることなどが紹介され「最も興味をそそられるのは彼の年齢だろう。山下は7月まで22歳にならない。彼にはさらに圧倒的な投手に成長する時間がたくさんある」と今後の成長に期待を寄せた。

 3、4番目に紹介されたのが西武の高橋と平良だ。高橋は今年2月で27歳になり、先に紹介した佐々木、山下より年齢が高いとしつつ、オフにシアトルのドライブラインでトレーニングを積んでいることも紹介。「直球の平均は90マイル台後半で、スプリット、スライダー、チェンジアップも改善されている」と評した。平良についても過去の成績を紹介しつつ「年齢的にも近い将来ポスティングされる可能性が高く(11月に24歳になった)、2018年にライオンズで在籍を開始して以来、一貫して優秀な成績を残している」と評価。先発転向は昨季からとした上で「先発投手としては、速球の球速が96マイル(154キロ)前後から94マイル(151キロ)へとわずかに落ちたが、イニング数の増加(前年比3倍近く)を考えれば、ほとんどのMLB球団はそのトレードオフを喜んで受け入れるだろう」と前向きに伝えた。

 最後は中日の高橋宏が挙げられ「8月に22歳になる高橋は援護点不足にもかかわらず、過去2シーズン(NPBでは13勝18敗、防御率2.50)は支配的な投球をしてきた」と紹介。直球の被打率が3割近いとする一方で、スプリットの被打率は.133と低いことも伝え「速球の被打率を下げることができれば、彼はさらに支配的な投手になる可能性がある」とした。

 また、この5投手に次ぐ時点として、巨人の戸郷翔征投手、オリックスの宮城大弥投手、中日の小笠原慎之介投手の3人が紹介された。

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