巨人が台湾・中信に快勝 戸郷3回零封 秋広3安打で3打点 3万7890人観衆の前で歴史的1戦

2024年03月02日 21:39

野球

巨人が台湾・中信に快勝 戸郷3回零封 秋広3安打で3打点 3万7890人観衆の前で歴史的1戦
親善試合<巨人・中信>6回、秋広は適時打を放つ (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 2日に台湾・台北ドームで巨人対中信ブラザーズの親善試合が行われ、4-1で巨人が勝利した。来場者は3万7890人と発表され、台湾プロ野球史上最多。台北ドームが満員になったのも初めてだった。
 巨人は開幕投手の戸郷が先発。前日練習で「マウンドは東京ドームと似ている形状だったので、投げやすい印象。明日は気持良く入れるかなと思います」と話していたが、初回に圧巻の3者連続三振。2安打を許したが6奪三振、3回零封で2番手・赤星にマウンドを譲った。

 打線は2回2死から長野の中前打、吉川の四球で好機をつくると、9番・一塁でスタメンの秋広が左前適時打を放ち先制。秋広は6回に右前適時打、7回にも中前適時打を放ち3安打3打点。吉川の犠飛もあって計4点を奪った、

 投手陣は6回に3番手の田中千が死球から安打を浴び2死一、三塁とピンチを招いたが、吉川の好守で得点を許さなかった。8回に4番手の船迫が1点を失い降板。ピンチが続いたが、5番手の菊地が後続を断った。最後は堀田が締めて歴史的試合を勝利で飾った。

 試合後、阿部監督は秋広の活躍について「いい打撃ができたと思います。彼の場合は本職は外野なので、立場的に結果を出してアピールしてもらわないといけない。本人も言っていたように少しでも継続できるようにやってくれればいいかなと思います」と話した。秋広は指揮官の言葉に「本当に自らアピールしなければいけない立場。外野の争いも激しいですし、他のの選手もアピールしているので自分も負けないように頑張りたいと思います」と活躍の継続を誓った。

 3日の楽天モンキーズ戦には菅野が先発する予定となっている。

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