大リーグユニホーム透け問題 ファナティクスCEOが批判に初言及「私たちはすべてを仕様書通りに作った」

2024年03月02日 17:34

野球

大リーグユニホーム透け問題 ファナティクスCEOが批判に初言及「私たちはすべてを仕様書通りに作った」
スボンが透けると不満続出の新ユニホーム(AP) Photo By AP
 大リーグ全30球団のユニホームを製造するファナティクス社のマイケル・ルービンCEO(51)が1日(日本時間2日)、今季から採用された新素材のズボンが透けて見えるとの批判について初めて言及した。
 ユニホームはナイキ社がデザインし、ファナティクス社が製造。従来より軽量で、伸縮性や通気性が向上したとされるが、大リーグ選手会が大リーグ機構に懸念を伝えるなど騒動に発展している。

 この騒動に対し、米ボストンで開催されたスポーツカンファレンスに出席したルービンCEOは米メディアの取材に対応。「我々は純粋に言われたとおりにやっている。全てが正確にやってきたと言われてきた。そして、私たちは追い出されてしまう。それは楽しくないですよ。通常私が叩かれるときは何か間違ったことをしたときです」と過度に非難されているとした。

 その上で「この状況から学んだ最大の教訓は、ナイキがユニホームに大幅な変更を加える前により多くの承認が必要だった。古くてノスタルジックなものを変更するときは全員がそれに賛同する必要がある」と主張。さらに「この特別なケースでは、ナイキはすべてをデザインし、我々に仕様書を渡して『これを作れ』と言う。私たちはすべてを仕様書通りに作った。ナイキと野球界は、『はい、私たちがお願いしたことはすべてやりました』と言うでしょう。ユニホームを変えるということは、人々が不快になり、(適応するのに)時間がかかるということです」と続け、時間が経過すれば改善されたと評価されるとの見通しを示した。

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