オリ新助っ人・エスピノーザ 「ラーメンパワー」でブレークの予感「日本食が球速も出させてくれた」

2024年03月04日 05:45

野球

オリ新助っ人・エスピノーザ 「ラーメンパワー」でブレークの予感「日本食が球速も出させてくれた」
<オ・D>オリックス・エスピノーザ(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【オープン戦   オリックス4―3DeNA ( 2024年3月3日    京セラD )】 「ラーメンパワー」でブレークの予感だ。オリックスの新外国人エスピノーザがオープン戦初登板。最速156キロをマークする力強い投球で開幕ローテ入りを猛アピールした。
 「トミー・ジョン手術後はちょっと球速が落ちてしまったけど、ここに来ていろんな方から指導を受けながら、今日みたいな球が投げれているので凄くうれしい。個人的には日本食が球速も出させてくれたのかなと。絶対にラーメンだと思う」

 日本食が大好物で、昼食にラーメンは欠かせない。「毎日、食べている。味噌としょうゆが好き」と熱弁した。助っ人で“ラーメン通”といえば、元阪神のメッセンジャーが有名。日本で98勝を挙げたレジェンドの存在を伝え聞くと「このままいい投球ができたら、僕もラーメンを食べ続けたい」と“後継者”に名乗りを上げた。

 かつて100マイル(約161キロ)超の直球を誇り、17年のパドレスのプロスペクト(有望株)ランキングで1位に評価された逸材は、同年7月に右肘じん帯再建手術を受け、長いリハビリに入った。22年にカブスでメジャーデビューし、7試合で0勝2敗、防御率5・40。メジャーの実績は同年のみだが、まだ25歳という年齢的にも伸びしろは多い。

 4回から2番手で上がったマウンドでは、強気にストライクを投げ込む持ち味を発揮した。1回を3者連続三振で実戦デビューした2月24日の練習試合・DeNA2軍戦から、3試合で計5イニングを無失点。入団会見で「ノーヒットノーランしたい」とぶち上げた陽気な右腕の今後に、ますます注目が集まる。(山添 晴治)

 ◇アンダーソン・エスピノーザ 1998年3月9日生まれ、ベネズエラ出身の25歳。14年にレッドソックスと契約。カブス在籍の22年5月30日にメジャーデビュー。23年はパドレス3Aで28試合に先発し8勝9敗、防御率6.15。メジャー通算7試合0勝2敗、防御率5.40。1メートル83、86キロ。右投げ右打ち。

 《過去の主なラーメン好き助っ人》
 ☆メッセンジャー(神=10~19年)お気に入りは家系の濃厚豚骨。食べた翌日の試合で好投したことから、登板前日は必ずラーメンを食べて験を担ぎ、遠征先にも行きつけの店があった。

 ☆バレンティン(ヤ、ソ=11~21年)お気に入りはしょうゆ豚骨。プロ野球記録60本塁打をマークした13年も、神宮球場近くの店で大盛りラーメンをスープまで飲み干す姿が目撃された。

 ☆エルドレッド(広=12~18年)お気に入りは豚骨。同僚の外国人選手を連れて来店。目の前で日本流に「ズルズルッ」と麺をすすり、相手の反応を見て楽しんでいた。

おすすめテーマ

2024年03月04日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });