DeNAドラ4・石上 12球団新人1号!前日は4安打 観戦両親の前で連日の大活躍 開幕遊撃にまた一歩

2024年03月04日 05:30

野球

DeNAドラ4・石上 12球団新人1号!前日は4安打 観戦両親の前で連日の大活躍 開幕遊撃にまた一歩
<オ・D>7回、同点弾を放ったDeNA・石上(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【オープン戦   DeNA3―4オリックス ( 2024年3月3日    京セラD )】 止まらない。今度はパンチ力で猛アピールだ。DeNAのドラフト4位・石上(東洋大)が、0―2の7回2死二塁から右翼席へ同点2ラン。オープン戦の12球団新人1号となる一発に「走者を還そうと思っていた。感触は良かったです。打ったらとりあえず走ろうと思いました」と初々しかった。
 日米通算250セーブの平野佳の145キロの内角直球を、鋭いスイングではじき返した。「5番・二塁」で出場したソフトバンク戦では、4打数4安打の固め打ち。「8番・三塁」だったこの日も、5回にエスピノーザから右前打した直後に二盗を決めるなどプロ初本塁打を含む4打数2安打2打点、1盗塁と躍動した。これでオープン戦は4試合11打数7安打、打率・636、1本塁打、3打点と勢いは加速。三浦監督も「毎日毎日、はつらつと躍動感のあるプレーをしてくれている」と目を細めた。

 入団以来、DeNAからカブスに移籍した今永に顔が似ていると話題になっている。「最近はあまり…」と苦笑いしたが、前エースに似た好打者が、チームに勢いをもたらしている。この日は出身地の徳島から両親が球場に駆けつけ観戦。「両親からは“ケガせず頑張って”と連絡がありました」と親孝行の一発に笑みがこぼれた。

 目指すは遊撃での開幕スタメン。大注目のドラフト1位・度会(ENEOS)もこの日2安打したが、22歳が連日の猛打で大きく名前を売った。「これからもいい投手と対戦するので、そこで打っていきたい。オープン戦は続くので満足せず打っていきます」。石上がチームに新しい風を呼んでいる。(大木 穂高)

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