超伝統校、耐久の冷水は12失点を糧にセンバツへ「残り2週間でいい感覚をつかみたい」

2024年03月04日 06:00

野球

超伝統校、耐久の冷水は12失点を糧にセンバツへ「残り2週間でいい感覚をつかみたい」
<耐久・智弁和歌山>先発した耐久・冷水(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【高校野球・練習試合   耐久5―12智弁和歌山 ( 2024年3月3日    智弁和歌山G )】 今春選抜に出場する耐久(和歌山)が同県の強豪私立・智弁和歌山に12失点を許し、春夏通じて初の甲子園を前に“痛烈エール”を受けた。今春対外試合初登板のエース・冷水(しみず)孝輔(2年)が6回13安打、4与四球と崩れて全失点を献上。「100点満点で0点に近い内容でした。制球を向上させられれば、今日のような調子が良くない日でもまとめられると思う」と課題を持ち帰った。
 本調子ではなかった理由がある。2月に体調不良で約1週間離脱。「体のバランスが良くなかった。残り2週間でいい感覚をつかみたい」とコンディション改善による制球力向上の道筋も把握している。ペリーが黒船で来航する前年の1852年創立。超伝統校として注目を集める大会本番へ、宿敵に浴びた猛打を糧にする。 (河合 洋介)

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