レイズ・上沢直之 1回2/3を投げ5失点降板 4Kも4四球と制球力欠き、3試合連続失点

2024年03月11日 05:16

野球

レイズ・上沢直之 1回2/3を投げ5失点降板 4Kも4四球と制球力欠き、3試合連続失点
レッドソックス戦に登板したレイズ・上沢(AP) Photo By AP
 【オープン戦   レイズーレッドソックス ( 2024年3月10日    サントドミンゴ )】 レイズとマイナー契約を結び、招待選手としてメジャーキャンプに参加している上沢直之投手(30)が10日(日本時間11日)、ドミニカ共和国サントドミンゴで行われたオープン戦・レッドソックス戦に登板。1回2/3を投げ、1安打で4三振を奪いながらも4四球を出すなど乱調が響き、5失点で降板した。3度目の登板でも結果を出すことができず、防御率は20・65となった。
 3-1の5回から3番手として登板すると、最初の打者・ラファエラに左越え本塁打を被弾。しかしその後は立ち直り、ウォンを92・2マイル(約148・3キロ)直球で空振り三振、続くダルベックはカーブで見逃し三振と順調にアウトを重ねた。2死から四球は出したが、ゴンザレスを見逃し三振に仕留めて、最少失点でこの回を終えた。

 まずまずの立ち上がりだったが、6回に不安定さを露呈した。先頭からの2者連続四球を含む3四球で招いた2死満塁のピンチ。ウォンは遊ゴロに仕留めたが、遊撃手・バサベの二塁送球が野選となり、三走が生還。2死満塁のピンチを残してマウンドを降りた。上沢の後を受けたガルシアがダルベックに満塁弾を被弾したことで、失点は5となった。

 オープン戦初登板となった2月29日(同3月1日)のブレーブス戦では3回から3番手で登板したが、2回を投げ、2本塁打を含む8安打を浴びて7失点降板。初先発となった5日(同6日)のレッドソックス戦では3つの四球を与えるなど制球が安定せず、2回2安打1失点で降板した。開幕ロースター生き残りへ、苦しい状況に追い込まれた。

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