阪神・和田2軍監督が井上の打撃を評価「どの球種にも対応していて、状態が良い」

2024年03月11日 05:15

野球

阪神・和田2軍監督が井上の打撃を評価「どの球種にも対応していて、状態が良い」
阪神・和田2軍監督 Photo By スポニチ
 阪神は10日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で春季教育リーグの中日戦に3―6で敗戦した。和田2軍監督は「4番・右翼」で先発出場した井上広大外野手(22)の打撃を評価した。2回に相手先発・松木平のカットボールを捉え、右翼線への三塁打とし、先制の好機を演出した。先発した秋山や、4戦連続安打を記録したドラフト3位・山田にも言及した。
 一問一答は以下のとおり。

 ――先発の秋山は5回を投げた
 「今日は5回を投げられた。今までは2回しか投げてなかったから。まだちょっとスタミナというところがね。4回、5回あたりはバテ気味だったかなというのはある。イニングをこなしたので、次はしっかり入っていけるのでは。初回と2回は良かったからね」

 ――井上が右翼線へ三塁打
 「(井上)広大なんか、1軍でも結果を出しているし、打撃の状態も全然悪くない。それが今日の試合はそのまま出た。どの球種にも対応して、見てる感じは状態が良いなと。そういう打席は多かったよね」

 ――山田が4戦連続安打をマーク
 「今日でも、追い込まれたら右に打ったり、広角にバットが出るし、引っ張るところは引っ張る。変化球にも今のところは対応できている。(初めての対戦で)わからないピッチャーにあれだけ対応できるというのは、もっと体ができてきて、スイングスピードが速くなって、となると、またもう一つ上のランクで打撃ができると思う。楽しみしかないよね」

 ――来週からは振り分け始まるが、2軍で求めることは
 「ファームは来週から開幕やしね。その準備もしながらどんな選手、どんな状況に置かれようが、目標は1軍で活躍することなので。そういう意味では1打席、ピッチャーでも1アウト、1イニングたりとも(力を)抜く、そういう機会はない。ぼんやりとじゃなくて、目標は持ち続けないといけない。どんなチャンスが巡ってくるか、わからないのでね。その時に状態が悪いじゃ、勝負にならない。こっち(2軍)の選手は常に状態を良くして、自分を使ってくださいというアピールをしながら、体からも気を出してやっていかないといけないね」

 ――中継ぎ陣は制球が乱れた
 「こっち(2軍)にいるピッチャーの数も少ないのでね。今日の投球に関しては、昨日投げて、今日も投げないといけない状況。連投テストみたいな形にはなっているけど。そこが2日目もいけるな、となってこないと、1軍の中では投げられない。そういう意味では2日目に球速が落ちたり、コントロールが乱れるというのは、体力面なのか技術が足りないのか。そこは課題を持って、これからもやっていかないといけない」

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