「誰が左腕に弱いの?」イ・ジョンフが2戦ぶり安打でOP戦打率・368 韓国メディアは適応力の高さ評価

2024年03月11日 09:59

野球

「誰が左腕に弱いの?」イ・ジョンフが2戦ぶり安打でOP戦打率・368 韓国メディアは適応力の高さ評価
ジャイアンツのイ・ジョンフ(AP) Photo By AP
 ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)外野手(25)が10日(日本時間11日)、マリナーズとのオープン戦に「1番・中堅」で先発出場。3打数1安打で2試合ぶりにヒットをマークした。
 初回の第1打席は空振り三振、3回の第2打席は左直に倒れたが、5回1死の第3打席で左腕のタイラー・サウセドから中前打を放ち、オープン戦打率を・368とした。

 前日9日(同10日)のアスレチックス戦は3打数無安打。カイル・ミュラーに一ゴロ、中直に打ち取られると、フランシスコ・ペレスにも遊飛に打ち取られ、2人の左腕を相手に凡退。メジャーデビュー6戦目で初めて無安打に終わった。

 それでもこの日は左腕のサウセドから快音を響かせ、韓国メディア「朝鮮日報」は「誰が左腕に弱いの?」と題し、イ・ジョンフの2戦ぶりのヒットを報道。「わずか2試合で左腕に弱いというイメージを消した」と適応力の高さを伝えた。

 イ・ジョンフは21、22年にKBOリーグで2年連続首位打者に輝き、22年はMVPも獲得するなど、「韓国のイチロー」と称される好打者。ジャイアンツと6年総額1億1300万ドル(約188億5000万円)の大型契約を結びメジャー移籍。ボブ・メルビン監督が「ケガさえなければ」と開幕戦で「1番・中堅」で先発起用を明言するなど、チームの期待は高い。

 父も「韓国のイチロー」と評された元中日の李鍾範(イ・ジョンボム)さんで、父が中日でプレーしていた影響で自身は名古屋市で生まれた。

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