オリ・西川 右翼もいける 3度の打球処理キッチリ 中嶋流変幻オーダーさらに幅

2024年03月11日 05:45

野球

オリ・西川 右翼もいける 3度の打球処理キッチリ 中嶋流変幻オーダーさらに幅
<オ・ヤ>3回、ヤクルト・西川の打球を、オリックス・西川が背走して好捕(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【オープン戦   オリックス3―1ヤクルト ( 2024年3月10日    京セラD )】 オリックスに新加入の西川が、打順だけでなく守備でも起用法の幅を広げる。広島に在籍していた22年の4月5日の巨人戦以来の右翼で出場。3回に西川とサンタナの飛球を捕球するなど、3度の打球処理を無難にこなした。
 「危なっかしいですけど、捕れて良かった。アウトにできたのは良かったかなと思います」

 中嶋監督に右翼での起用を進言した水本ヘッドコーチは「ここ(オープン戦)でしか(テストを)できないので。選択肢がいっぱいあるので、いろんなところができたら、チームとしていろんな人がDHに回せるので」と説明した。この日、左翼にはトーマス、指名打者にはセデーニョが名を連ねるなど、西川が右翼を守ることによって多様なオーダーを組むことが可能。昨季143試合中136通りの先発オーダーを組んだ指揮官も「やってくれた方がありがたい時があると思う」と、オプションの一つとして認めた。

 バットでも「飛んだところが良かった」と、3回無死一塁でヤフーレのチェンジアップを最後は右手一本で右中間に運び、今春のオープン戦初適時打を初長打となる二塁打で記録。ここまで5試合に1~3番で出場し、打率.429、出塁率6割を残す男が、4連覇を狙うチームへ選択肢をもたらす。(阪井 日向)

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