日本通運の155キロ右腕・冨士隼斗が2回2/3を無安打無失点デビュー 最速151キロもマーク

2024年03月11日 14:24

野球

日本通運の155キロ右腕・冨士隼斗が2回2/3を無安打無失点デビュー 最速151キロもマーク
<スポニチ大会 鷺宮製作所・日本通運>6回、この回を無失点で抑え、笑顔の日本通運・冨士(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【JABA東京スポニチ大会第3日Cブロック   日本通運4―3鷺宮製作所 ( 2024年3月11日    神宮 )】 堂々の社会人デビューだ。日本通運の最速155キロ右腕・冨士隼斗投手(平成国際大)が2番手として2回2/3を無安打無失点、1四球と好投。初登板を終え「緊張しましたが、一人一人集中して投げられました」と笑みがこぼれた。
 出番はチームが逆転した直後の6回だった。「逆転してくれたので“よし”と思って行きました」と、強い気持ちを持って三塁側ブルペンからマウンドへ向かうと、初球から149キロをマーク。2人目はこの日最速151キロの直球で二ゴロに仕留めるなど、2イニング連続3者凡退。8回は2死まで奪ったが、3人目の打者に四球を許したところで降板した。

 試合後は「次はもっと長いイニングを投げたい」と反省も口にしたが、ベンチは期待の新人を大拍手で迎えた。

 22年12月の侍ジャパン大学代表候補選手強化合宿で155キロをマークしプロ注目選手へと一気に飛躍。しかし昨秋のドラフトではまさかの指名漏れを経験した。悔しさを胸に社会人へと進み、2年後のプロ入りを目指す豪腕は「155キロ以上を投げられるようになりたい」とさらなる活躍を誓った。

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