前DeNAバウアー 貫禄3回無失点「良かったよ。いい日だ」 最速159キロ、メジャー復帰アピール投球

2024年03月11日 06:18

野球

前DeNAバウアー 貫禄3回無失点「良かったよ。いい日だ」 最速159キロ、メジャー復帰アピール投球
囲みに応じるバウアー(撮影・笹田 幸嗣通信員) Photo By スポニチ
 昨季DeNAに所属したトレバー・バウアー投手(33)が10日(日本時間11日)、米国各地での試合を通じてプロ契約を目指すチーム「アジアンブリーズ」の一員として、アリゾナ州グレンデールでキャンプを張る古巣ドジャースとのマイナー戦に登板した。
 実力に衰えはない。20年サイ・ヤング賞右腕は持てる力を存分に示した。最速98・9マイル(約159・1キロ)の直球を軸に、マイナー所属の打者をねじ伏せた。3回2安打無失点。打者12人から4三振を奪った。

 圧巻は投球内容だけではない。2回途中から打者に球種を伝達。最後はファンに投げる球種を聞く“サービス”も見せた。“ハンデ”を背負ったうえで、格の違いを見せつけた

 登板後、右腕は「良かったよ。いい日だ。温かくて、閉ざされた野球をしていたからね」と笑顔。「ファンのみんなが来てくれて感謝している。あんなにたくさんの人が集まるなんて、あのグラウンドはかなりクールだったよ」と喜びをかみしめた。

 昨年はDeNAで10勝をマーク。今オフはメジャー復帰を目指し、アリゾナ州に滞在してトレーニングを積んでいる。現時点で復帰の可能性は薄いが、メジャー通算83勝の実力者は、望みを捨てずアピールを続ける。

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