ドジャース・大谷に超強力守護神!デップ&ディカプリオの法律事務所が全面サポート

2024年03月23日 04:00

野球

ドジャース・大谷に超強力守護神!デップ&ディカプリオの法律事務所が全面サポート
真美子夫人(左)と話しながらゲートに向かう大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 ドジャース・大谷翔平投手(29)の専属通訳だった水原一平氏(39)の違法賭博問題で、米スポーツ専門局「ESPN」は21日(日本時間22日)、大谷が自分の口座から少なくとも450万ドル(約6億7950万円)が送金されたことを含め一切の事実を知らなかったと報じた。また、大谷は米俳優ジョニー・デップ(60)らセレブ界の守護神として知られるブレア・バーク氏らが設立した法律事務所の全面サポートを受ける。
 水原氏がドジャースを解雇された違法賭博問題から一夜明け、衝撃の新事実が判明した。ESPNによると、開幕戦が行われた20日の試合後、ド軍のロッカールームに球団オーナーのマーク・ウォルター氏が登場。選手らを前に違法賭博問題が起きたことを報告した。

 水原氏が「私はギャンブル依存症だ」と謝罪する中、選手たちからは「何が一大事なのか」の声が飛ぶなど緊迫。アンドルー・フリードマン編成本部長から水原氏の巨額の借金の肩代わりに大谷の資産が使われたと説明されると、大谷が驚いた様子を見せた。ド軍の別の通訳に詳細な内容を確認。そこで初めて、水原氏には違法なブックメーカーに借金があり、自身の口座から送金されていた事実を知ったという。

 この事態を受け、大谷サイドが動きを見せた。ESPNによれば、大谷の代理人が「大規模窃盗」として法執行機関に捜査を要請。AP通信は日本の国税局に相当する内国歳入庁(IRS)が水原氏を捜査している、と報じた。同じく捜査対象となったブックメーカー(賭け屋)への取材によると、賭けたのは海外サッカーで野球ではなかったという。

 IRSの広報担当者は水原氏について捜査していることを認めた。米メディアは「大リーグ機構によると、大谷は現在懲罰を受けていない」と伝えているが、大谷が今後参考人として事情聴取を受ける可能性は否定できない。

 そこで大谷側が全面サポートを依頼したのが、ジョニー・デップやレオナルド・ディカプリオ(49)らが信頼を寄せるバーク・ブレトラー法律事務所だ。バーク氏は10年、ディカプリオの顔面を瓶で殴りつけ大ケガをさせたとされる女性を相手に、ディカプリオの弁護を担当。女性は有罪となった。16年にはデップと米女優アンバー・ハードの離婚裁判で、宣誓供述でハードを追及するためにデップ側から特別招聘(しょうへい)された。ブレトラー氏は21年、英国のアンドルー王子の性的暴行訴訟で弁護を担当。和解させている。

 盟友だった大谷と水原氏との間で裁判になる可能性も出てきた。そうなると全米が注目する“セレブ裁判”に発展することになる中、バーク・ブレトラー事務所はAP通信に「大谷翔平が大規模窃盗の被害者であることを我々は知った」との声明を発表。「私たちはこの問題を当局に引き継ぐ予定だ」と事件化への強い姿勢を見せた。水原氏が起訴されるかどうかは「数カ月以内で決まる」(米法曹関係者)という。

 ▽バーク・ブレトラー法律事務所 カリフォルニア州のウェスト・ハリウッドに拠点を構える。エンターテインメント業界でも名が知られ、尊敬を集めているブレア・バーク氏とアンドルー・ブレトラー氏の2人が22年12月に設立。パートナーの両氏に加え、3人のアソシエイトから構成される。

 ▽米国内国歳入庁(Internal Revenue Service=IRS) 南北戦争中の1862年、リンカーン大統領と議会が戦費調達のために創設。連邦税に関する執行、徴収などを行う。本部はワシントン。人員は約9万4000人で、21年度の予算は約137億ドルとされる。過去には時の大統領ら政治家がIRSを使って政敵を攻撃するなどした。

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