エースとして期待のマーリンズ20歳右腕ペレスがトミージョン手術 開幕8連敗のチームに痛手

2024年04月05日 10:02

野球

エースとして期待のマーリンズ20歳右腕ペレスがトミージョン手術 開幕8連敗のチームに痛手
マーリンズの右腕エウリー・ペレス(AP) Photo By AP
 マーリンズの右腕エウリー・ペレス(20)がトミージョン手術を受けることになった。編成本部長のピーター・ベンディックスが4日(日本時間5日)に発表した。
 昨季メジャーデビューしたペレスは19試合に先発、91・1回を投げ、5勝6敗、防御率3・15。108三振を奪っていた。平均速度97・5マイルの直球に加え、スライダー、カーブ、チェンジアップと空振り率で45%を超える変化球を3つも駆使していた。

 最初に右肘の痛みを感じたのは3月14日、専門医のキース・マイスターの診断は軽度の炎症で、構造的な損傷はないというもの。ノースローの後、3月23日にキャッチボールを再開、4月2日にブルペンで投げたが、その時に再び肘の張りを感じた。再びマイスター医師の診断を受け、インターナルブレースを使用したトミージョン手術を受けることになった。

 マーリンズは4日のカージナルス戦も5-8で敗れ、開幕から8連敗。先発投手は平均して4・1イニングしか投げられず、防御率も5・35。スキップ・シューメーカー監督は地元紙の記者に「私たちにとっても本人にとってもつらいこと。エウリーは今季、ヘスス・ルサルドとともに、エースとして投げる予定だった」と話している。マーリンズには22年にサイヤング賞に輝いたベテランのサンディ・アルカンタラがいるが、昨年肘を痛め、10月初旬にトミージョン手術を受けていた。

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