巨人・戸郷「悔しいです」 9奪三振も5回4失点降板 阿部監督は大城卓とともにバッテリーごと変更

2024年04月12日 19:34

野球

巨人・戸郷「悔しいです」 9奪三振も5回4失点降板 阿部監督は大城卓とともにバッテリーごと変更
<巨・広>4回、坂倉にソロを浴びた戸郷は顔をしかめる (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―広島 ( 2024年4月12日    東京D )】 巨人の戸郷翔征投手(24)が12日の広島戦(東京D)で今季3度目の先発登板。初回に2点先制を許すなど精彩を欠き、5回8安打4失点で早くも降板して開幕戦以来となる今季2勝目を手にすることはできなかった。
 いきなり失点した。初回、1番・野間に初球の高め直球を右翼フェンス直撃の二塁打とされると、1死後、小園にも高め直球を左前打され、1死一、三塁のピンチ。

 堂林の打席でフォークボールがショートバウンドした際、小園に二塁まで進まれると(記録は暴投)、堂林にフォークを左前適時打されて開始から13球で2点先制を許した。

 下位打線との対戦となった2回は3者凡退に仕留めたものの、坂本のソロ弾で1―2となって迎えた3回には先頭の野間に外角直球を右中間二塁打とされ、続く菊池にはスライダーを中前適時打されて再び2点差に広がった。

 4回には先頭の坂倉にフルカウントからのフォークボールを右翼スタンドぎりぎりに飛び込む1号ソロとされて1―4。4回には岡本和に3号ソロが飛び出して2―4となったが、5回に2死三塁で打席が回ると、阿部監督は代打・岸田を送って戸郷は降板となった。

 なお、岸田は空振り三振に倒れて無得点。6回からマウンドには泉が上がり、捕手も大城卓に代わって岸田が入っている。

 戸郷の投球内容は5回で打者22人に対して89球を投げ、8安打4失点。9三振を奪い、四死球なし、直球の最速は147キロだった。

 プロ6年目で初の開幕投手を任された3月29日の阪神戦(東京D)では6回4安打無失点と好投して今季初勝利。今月5日に行われたDeNA戦(東京D)では打線の援護に恵まれず、7回7安打2失点ながら今季初黒星を喫していた。

 ▼戸郷 前回もでしたが、失点してしまうことが多く悔しいです。このことをしっかり反省して次につなげていけるように調整していきたいです。

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