慶大1年・丸田湊斗は背番号「46」でリーグ戦デビューへ「競争に入れた」 福井直睦も背番号ゲット

2024年04月12日 22:38

野球

慶大1年・丸田湊斗は背番号「46」でリーグ戦デビューへ「競争に入れた」 福井直睦も背番号ゲット
背番号46を受け取った丸田(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 東京六大学野球の春季リーグ戦があす13日、神宮で開幕する。
 
 昨夏の甲子園で慶応(神奈川)の優勝に貢献した慶大・丸田湊斗外野手(1年)は、12日に行われた背番号受け渡しで「46」を獲得した。昨夏は甘いマスクと美白に注目が集まり「美白王子」とも称された左の好打者は「まずは競争に入れたことがうれしい。ここで安心せずにリーグ戦期間中も成長したいと思います」と喜んだ。

 慶応出身の1年生では三塁手の福井直睦も背番号を獲得。背番号を手にした37選手の中から1試合ごとにベンチ入りの25選手が決まる。

 伝統の早慶戦を戦う早大では、丸田とともに昨夏の侍ジャパンU18代表入りした仙台育英(宮城)出身の右腕・高橋煌稀投手、日大三(東京)出身の右腕・安田虎汰郎投手が初期登録の25選手入り。「安田とは対戦したことがないので打席に立ってみたい」と1年生対決を熱望した。

 昨夏の甲子園では決勝までの5戦で打率・409をマーク。高校時代の好打者も大学では木製バットに苦戦するケースが多いが、オープン戦では主に途中出場から快音を響かせアピール成功。「日本代表の時に木製を意識しすぎて良い結果が出なかった。そこまで(金属バットから)変えようとせずにやろう」と自然体を重視し結果につなげた。

 神宮でのプレー経験はなく「緊張があると思うので、ここから4年間出ていく上でまずは神宮になれることも大切と思う」と第一歩を見据えた。(柳内 遼平)

 ◇丸田 湊斗(まるた・みなと)2005年(平17)4月25日生まれ、神奈川県出身の18歳。南舞岡小3年時に野球を始める。日限山中時代は横浜泉中央ボーイズに所属し2年夏と3年春に全国大会出場。慶応では2年春からベンチ入り。憧れの選手は阪神・近本。趣味はピアノ。50メートル走5秒9、遠投90メートル。1メートル74、73キロ。右投げ左打ち。

おすすめテーマ

2024年04月12日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム