巨人・オコエ「絶対に打たなければいけないと」逆転2点打 「くしゃくしゃでもなんでもいい」

2024年04月12日 21:39

野球

巨人・オコエ「絶対に打たなければいけないと」逆転2点打 「くしゃくしゃでもなんでもいい」
<巨・広>ファンの声援に応えるオコエ (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人9―4広島 ( 2024年4月12日    東京D )】 巨人のオコエ瑠偉外野手(26)が広島戦(東京D)で逆転、そして決勝の2点適時打を放った。
 「7番・中堅」に入り、5日のDeNA戦(東京D)以来5試合ぶりの先発出場。見せ場がやってきたのは6回だった。

 2―4と2点ビハインドで迎えたこの回、萩尾、佐々木と若い1、2番コンビの連打からチャンスをつかむと、岡本和が四球で出て1死満塁。坂本のユニホームをかすめる押し出し死球でまずは3―4と1点差に迫った。

 代打・丸が初球で凡打に倒れた2死満塁で打席に入ったのが前の打席で左翼線二塁打を放っているオコエ。すると、カウント2―2からの5球目、低めスライダーにバットの先を合わせて中前に弾き返し、同点、そして逆転の走者を一気にホームへと迎え入れた。さらに吉川、萩尾、佐々木にも適時打が出てこの回一挙7点という猛攻だった。

 ソフトバンクから移籍後初登板で初勝利となった泉とともにお立ち台に上がったオコエは「気持ちいいですね」と笑顔。「代打の難しさとかも神宮では感じてたんで、スタメンとなれば絶対に打たなければいけないという気持ちはきょうは余計に強かったですね」と振り返った。

 打席では「しっかりと絞って自分の待ち球だけいこうと思ってたんですけど、結果的に2ストライクになってしまったんで。そこからはなんとか食らいついていこうという気持ちでいきました」というオコエ。「きれいなヒットとかじゃなくてね、くしゃくしゃでもなんでもいいんで。とにかくつながるバッティングをと思って打席に立ってたんで。結果…良かったです」と胸をなで下ろした。

 萩尾、佐々木らの若い力も加わり、激しいポジション争いが続く巨人の外野陣。「本当にキャンプからですけど、ジャイアンツね、たくさん本当にいい選手がいるんで。自分も負けじと。それがチームの優勝につながればいいなと思っています」と力強かった。

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