東恩納だけじゃない! 中大の期待の1年右腕・子安秀弥が好救援で初勝利

2024年04月12日 13:59

野球

東恩納だけじゃない! 中大の期待の1年右腕・子安秀弥が好救援で初勝利
<中大・駒大>試合を制しガッツポーズをする中大・松嶋(左)、子安(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 【東都大学野球1部春季リーグ・第1週第3日   中大5―2駒大 ( 2024年4月12日    神宮 )】 雨中の激闘をルーキーが勝利へ導いてみせた。中大の最速147キロ右腕・子安秀弥投手(1年=東海大相模)は同点の7回1死二塁から登板すると、9回までの2回2/3を1安打無失点と好救援。2試合目の登板で初勝利もつかみ、チームに勝ち点ももたらすと、「率直にうれしいです」と白い歯がこぼれた。
 悪条件にも負けなかった。登板前から降り続ける雨は試合終了までやむことはなかったが、ストライク先行の投球で四死球も0。直球は140キロ前後に抑える制球重視の投球を続け、得意のスライダーは自在に操った。チームが勝ち越した直後の8回は1番から始まる相手の攻撃をきっちり三者凡退。勝利への流れをつくり「自分の得意のボールを自信持って、コースと高さを間違えないように強い気持ちを持って攻めていけました」と胸を張った。

 10日の2回戦では同じく期待の1年・東恩納蒼投手(沖縄尚学)が2番手として6回1/3を3安打無失点と好投し、初登板で初勝利をつかんだ。快投をブルペンから見ていた子安は「東恩納がいいピッチングしていたので自分も負けないようにしたいと思った」。この日は同じくピンチの場面からマウンドに上がると、東恩納と同様にピンチを脱して初勝利へとつなげ、「前回は緊張したが、抑えられたので全く緊張しなかったです」と喜んだ。

 ここまでの2勝はともに1年生に勝ち星がつき清水達也監督も「オープン戦からずっと安定してやってくれています」と称えた。さらなる活躍が期待される右腕は「リリーフでは大事な場面をしっかり抑えて、長いイング投げる時は試合状況に対応した投球をしたい」とフル回転での活躍を誓った。

おすすめテーマ

2024年04月12日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム