ウエスタンL 阪神はソフトバンクに8―5勝利 和田2軍監督は下村に「始まったばかりでこれからの選手」

2024年04月12日 19:25

野球

ウエスタンL 阪神はソフトバンクに8―5勝利 和田2軍監督は下村に「始まったばかりでこれからの選手」
阪神・下村 Photo By スポニチ
 阪神はウエスタン・リーグ公式戦でソフトバンクを8―5で下した。和田2軍監督は今季初先発のビーズリーや、左肩負傷から復帰した井上、右肘内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を終えた下村らに言及した。
 

 以下は和田2軍監督との一問一答。


 ―ビーズリーについて
 「過去の2試合、1イニング、2イニングっていうところがリリーフだった。結構ショートイニングだったから、目いっぱい行く形だったけど。今日は逆にちょっと先発で、もうちょっと楽にというか。8分くらいの力で、うん、入っていけそうなところだけど。ちょっと力んどったね、今日はね」

 ―今後は球数とか、イニングを増やしていくか。
 「そうだね。今、先発調整に入ってるんで、次は5イニング、球数も少し増やしながら投げてればいいかな」

 ―本人は制球が課題と
 「そうだね。まあ前回までの2回がもうほんとに良かったから、ベストピッチぐらいのね、形だったから。そんなに今日そこから下がるとか悪いとかいう感じではなかったけど、やっぱりランナーを背負った時のクイックだったりね。ちょっとやっぱり課題というかね。足の遅い選手にも走られてたから、そこらへんね。ビーズリーあたりはもう一軍で投げる選手なんでね。スキを与えないっていうところ。今日は先発で、いろいろね、試したいこともあってのことなんで。2回以降は少しね。早いクイック、早めのクイックしながらできてたんで」

 ―及川も順調
 「1軍でということになると、もう少し制球をね。決して、今日はそんないい方ではなかったけど。悪いなりに投げれてた中で、やっぱ変化球はちょっとコントロールが効かなかったかな。ほとんど2ボールからね。そこからの勝負になってしまったんで。やっぱり2球投げたら、どっちか1球取って、1―1カウントから勝負できるようになってくるといい。ま、そこらへんだけだよ」

 ―最後、満塁のピンチで石黒にとっていい勉強になった
 「いや、立派立派。中心バッターの打順だったんで、フォアボールも出してるけど、これはもう必要なフォアボールだと思うんでね。ベルト付近に投げれない中で、ほんとに低め低めっていうね、意識が見て取れた。その中で最後、勝負どころでしっかり打ち取ることができたので、ちょっと過去2試合、打ち込まれてたりしてたけど、投げるたびによくなってきて、今日はほんとに、いい経験というか、絶対、打たれたらあかんという思いでの登板だったので、その中で石黒らしいピッチングできたのは、本人にとってもよかったんじゃないかな」

 ―マウンドで伝えたのは
「状況をね。本人も分かってるだろうけど。そこで低めにね、強い気持ちでてたよね」

 ―井上について
 「予定通りで、何もなければ明日、守備にもついて、イニング、打席を増やしていけたら。ゲーム感をね。スイングは練習から調子いいぐらいのスイングしてるから。復帰できたので、明日以降、結果を求めながらやっていってほしいね」

 ―トミー・ジョン手術を受けた下村は今後長く活躍するための決断
 「本人のコメント通りでね、始まったばかりでこれからの選手だから、これはリハビリ長いけど粘り強くやったいくしかないから。また来年以降ね、投げる姿を僕も見たいし、ファンの人も待ち望んでいると思うので、粘り強くやってほしい」

 ―悩んでる姿は
 「決断が苦しいというより、やっぱりドラ1で入って、同じ仲間が投げてる中、キャッチボール程度しかできない歯がゆさとか、いろんな面をかかえながらだったろうから、1日も早く投げられるようにね」

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