阪神・ゲラ&岩崎 鉄壁ダブル守護神!2人そろって11球斬り ゲラ「いつも通りいい仕事ができたと思う」

2024年05月02日 05:15

野球

阪神・ゲラ&岩崎 鉄壁ダブル守護神!2人そろって11球斬り ゲラ「いつも通りいい仕事ができたと思う」
<広・神>5番手で登板したゲラ(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神2―2広島 ( 2024年5月1日    マツダ )】 阪神のゲラと岩崎が、リリーフ陣の先頭に立って仕事を果たした。2人そろって11球で3者凡退。快投でチームを鼓舞した。
 まず登場したのはゲラ。9回を任された。2番・菊池からクリーンアップへとつながる嫌な打順でも、助っ人右腕は動じない。菊池を155キロの直球で空振り三振に斬った。小さくガッツポーズを決めると、続く野間、堂林は2人とも二飛。まったく仕事をさせなかった。直球、スライダーの2球種だけで鯉の上位打線を料理。4月11日、甲子園で9回に登板し、2死二塁から田村に決勝の三塁打を許して以来の広島との対戦。リベンジに成功した。

 「今日は少し寒い中でも、ブルペン陣はいつも通りいい仕事ができたと思う。自分も抑えられたことで、負けなかったのは良かった」

 11回には岩崎が登板した。先頭の代打・田村を直球、スライダー、再び直球で手玉に取るように3球三振で仕留めた。2安打を放っていた秋山は、96キロのスローカーブを使いながら緩急で揺さぶり、最後は143キロの直球で空振り三振。最後は菊池を三ゴロに抑えた。しびれる延長戦の1イニングを抑えても「気持ちが入っていた?それはいつもですよ」と冷静。これで13試合連続無失点と抜群の安定感を誇る。実は、3者凡退は久しぶりで、12日の中日戦以来、7試合ぶりだった。

 「だいぶ久々だと思うけど、3人で終われた。これを続けていきたい」

 ここまで救援防御率は12球団唯一の1点台で断トツの1・14。ゲラ、岩崎を筆頭に、リリーフ陣の踏ん張りがなければ、延長戦不敗神話は語れない。ブルペン陣での合言葉「リリーフで勝つ」を今年も体現するためにも、荒れたマウンドを守り続ける。(松本 航亮)

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