鹿島学園の左腕コンビが「尾花コーチ効果」で土浦日大撃破 関東へあと1勝

2024年05月02日 14:04

野球

鹿島学園の左腕コンビが「尾花コーチ効果」で土浦日大撃破 関東へあと1勝
2月に就任した尾花コーチ(中央)、左腕の中根(左)、大窪(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 【春季高校野球茨城県大会 準々決勝 鹿島学園 3―1 土浦日大 ( 2024年5月2日    J:COMスタジアム土浦 )】 鹿島学園が2人の左腕による継投で土浦日大に競り勝った。これで関東大会出場まであと一勝に迫った。
 打線が3回に2点を先制すると、5回にも1点を追加してリードを2点に広げた。先発したプロ注目の最速143キロ左腕・中根健太郎投手(3年)は130キロ中盤から後半の直球、スライダーを軸に4回を6安打1失点。打線では4番を兼ねる背番号3は「今日はあまり調子がよくなかった。先頭の走者を出してしまったが、去年の経験が生きて走者を気にしないで投げられた」と粘りの投球を振り返った。

 5回から2番手で登板した背番号11の左腕・大窪健介(3年)も中根に負けない球威の持ち主。130キロ台中盤の直球を軸にした強気の投球で5回を1安打無失点。「自分は真っすぐが一番得意。指にかかったボールが投げられた」と手応えを語った。

 横浜(現DeNA)で監督を務め、投手育成に定評のある尾花高夫氏が2月にコーチ就任。ストライク率を向上させる意識を投手陣に浸透させ、鈴木博識監督は「フォアボールが激減しました。野手も守っていてリズム感が出てきた」とその効果を語った。

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