【阿部“語力”9月】オコエ初の劇弾に「練習では3億円プレーヤーくらいのバッティング」

2024年09月28日 21:44

野球

【阿部“語力”9月】オコエ初の劇弾に「練習では3億円プレーヤーくらいのバッティング」 — 9月7日、延長12回、サヨナラ弾を放ったオコエを祝福する阿部監督 Photo By スポニチ

【セ・リーグ巨人8－1広島（ 2024年9月28日マツダ）】巨人が混戦のセ・リーグを制し、2020年以来4年ぶり39度目（1リーグ時代を含めると48度目）のリーグ優勝を果たした。就任1年目で見事に奪回した阿部慎之助監督（45）。ベンチでは喜怒哀楽を見せない若き新指揮官は、就任直後から時には厳しい言葉で、そしてユニークな“阿部節”で選手たちだけでなくチーム全体を鼓舞し、変革を進めてきた。大混戦のセ・リーグを制する原動力となった“阿部語力”で今シーズンを振り返る。

　■9月編

　☆9月7日ティファニーデー劇勝　DeNA戦の延長12回2死、オコエが9年目で初のサヨナラ弾。「練習では3億円プレーヤーくらいのバッティングしているからね」

　☆9月11日大逆転　1ゲーム差で迎えた2位・広島戦に連勝。0―2から球団77年以来47年ぶりの9回9得点で勝利。「そういうこともあり得るんだって。野球って分からないなっていうことは学んでほしい」

　☆9月12日マツダで　鬼門の敵地で4年ぶりの3連戦3連勝。2位・広島に4ゲーム差をつけ「凄く大きな3連勝だった」

　☆9月14日足踏み　最下位ヤクルトに連敗でマジック点灯ならず。「そんなに簡単にはいかないよって、野球の神様が言ってるんじゃないですか」

　☆9月18日ついに…　DeNAに延長12回引き分けでマジック9点灯。「ついたけど、ついていないようなもん。浮かれるのはマジック1（になってから）だって」