【大学スポーツ】明大スポーツ新聞部
明治大学【対東大2回戦】陰の功労者庭田 初登板で熱投
2017年04月11日 05:30
野球
庭田は千葉県の公立強豪校・松戸国際高から一浪の末、一般受験を経て明大野球部に入部。周りと比べると決してエリートと言える野球人生ではない。チームに貢献したいという一心で学生コーチを引き受けた。「負担は増えるけどやりがいを感じている」。現在は就職活動の合間を縫って練習や指導に勤しむ日々だ。庭田がマウンドに上がっている間、ベンチからの仲間の声援は一際大きくなるほどに人望も厚い。「全員の力をつないで勝てるように」。ときに自己犠牲を払ってチームのために尽力する存在もまた、明大を強くする大きな原動力となっていく。[明大スポーツ新聞部・曽布川昌也]