森永卓郎氏 東大経済学部卒業ももともとは理系「成績がいい順にとるんですけど…」 当時の成績も告白

2024年02月20日 09:56

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森永卓郎氏 東大経済学部卒業ももともとは理系「成績がいい順にとるんですけど…」 当時の成績も告白
経済アナリストの森永卓郎氏 Photo By スポニチ
 昨年末にステージ4の膵臓(すいぞう)がん闘病を公表した経済アナリストの森永卓郎氏(66)が20日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー」(月~木曜前8・00)にリモートで生出演。自身の学生時代のことを明かす場面があった。
 自身のコーナー「9時の聞きドコ~モリタク・ビジネス・サテライト~MBS!」に出演。東京大学が学部と大学院修士課程にまたがる5年間一貫の教育課程を創設することについて取り上げた。

 森永氏は東大経済学部経済学科卒業し、現在は獨協大学経済学部教授を務めている。

 このニュースについて「大学と言えば4年生、かつ縦割り。東大は昔からそれをほんのちょっとだけ混ぜるってことをしてきた」と説明。「2年生の春学期が終わった後、進学振り分けがあって、希望をとって、理系の人が文系に行くっていうのも認めてきたんです。ただ、それは定員が少なかったんです」と語った。

 「私ももともと入った時は理科二類っていう理系で入っているんです。ただ、進学振り分けの時に経済学部に希望を出した」と振り返り、「当時は理系全体で(学生が)千何百人かいるんですけど、3人だけしか定員がなかったんです。成績がいい順にとるんですけど、私は7番目だったんです。だけど、私までとってくれたんです。その翌年から枠が広がったんです」と説明した。

 「ちょっとずつはやってきたんですけど、もっと思い切って、理系だの文系だのいうんじゃないと。地球環境対策を考えるときは科学技術の知識も必要だし、経済や経営の知識も必要なわけです。そういうのを全部まとめて、総合的な人材をこれから育てましょうと。さらに、定員の半分は外国の方たちを入れましょうっていうことで。このコースきついんですよ、授業は英語らしいんですけど。今までの縦割り行政から脱して、新しい人材を作りましょうっていうのが今回の趣旨です」と解説した。

 さらに大学教授という立場で「私、経済やっていて、数学ができない子が経済学部に入ってくると大変なんですよ」と告白。「だから、方程式をかけば10秒で説明できることを、つるかめ算みたいにして教えているんですけど、手がかかって大変なんです」とも明かした。「だから、やっぱり両方が分かっているっていう人材はこれから必要なんだろうなって思います。即戦力の人材を育てましょう、ってことなんですよね」と話した。

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