マツコ 子供心に好奇心湧いた昭和の名不倫ソング「これをこの年に聴いたことが情操教育に」
2024年02月20日 21:54
芸能
その中で、JUJUが同局系「8時だョ!全員集合」で見たカオスなシーンについて触れた。歌唱コーナーで、松本伊代がアイドルソングを歌った後、登場したのが島津ゆたか。歌ったのは「ホテル」だった。
同曲は島津の代表曲で、1985年に発売。歌詞はガッツリ不倫が描かれており、ホテルで会うだけの道ならぬ恋にはまった、女性のもどかしさを歌った。日本有線大賞の有線音楽賞を受賞するなど、大ヒットした。
なかにし礼さんによる歌詞には、「手紙を書いたら叱られる」「ホテルで逢ってホテルで別れる」「私の家の電話番号が男名前で書いてある」などと、女性が感じる切なさが表現されている。
「全員集合」と言えば土曜の夜、多くの家庭がお茶の間で見ていたザ・ドリフターズの国民的番組。子供たちもクギ付けになっていた番組で、平気で不倫ソングが流れていた。当時、12、13歳だったマツコにとっては「これをこの年に聴いたことが、私たちの情操教育になってますよね。私これ、意味探りましたもん」と、強い好奇心が湧く曲だったという。
JUJUが「ドリフを家族で見ている時に、“奪えるものなら奪いたいあなた”って、母が歌うわけですよ」と振り返ると、マツコは「エリート一家」と応じ、笑わせた。
1番は「一度でいいからあなたの肌に爪をたてたい」という女性の願望で終わる。JUJUが「爪をたてたいのに、爪をたてないという…」と解説すると、マツコも「わかりますよ!そこの奥ゆかしさ」と同調。「たてちゃえばいい。でも、やっぱりお子さんもいる、幸せな家族を壊したくないという思いがありつつ、申し訳ないと思いつつの不貞だというね。それをあの一言で表してますよね」と、興奮気味に語っていた。