松本人志側 手の内明かさずも訴状「慰謝料5億」に専門家疑問「精神的苦痛だけで?意外です」

2024年02月20日 17:44

芸能

松本人志側 手の内明かさずも訴状「慰謝料5億」に専門家疑問「精神的苦痛だけで?意外です」
松本人志 Photo By スポニチ
 ダウンタウンの松本人志が文芸春秋に届けた訴状について、亀井正貴弁護士が20日、読売テレビ「ミヤネ屋」に出演し、訴状内容について解説した。
 訴状の中で専門家が驚いたのは慰謝料だけで5億円を請求している損害賠償の中身(残り5000万円は弁護料)。亀井弁護士は「慰謝料だと、死亡の場合でも通常は数千万円程度。仕事ができなくなって松本さんの前年度の年収を反映した形での損害賠償とするなら、遺失利益の項目を立てるべきでは」と疑問を呈した。共演していた三輪記子弁護士も「私も遺失利益もあると思っていたんですけど、精神的苦痛だけで慰謝料5億というのは意外でした」と反応した。

 ただ、松本側は問題となった飲み会の中身については現状、言及していない。亀井弁護士は「今は松本さん側のストーリーが見えてこない。どこまで認めて、争点をどうするのか。それを主張して、信用できる内容だったら裁判は松本さん側の方に傾いていく」と指摘した。加えて「大事なのは松本さん側の主張と供述。また文春に性加害を訴えた女性側の主張と供述。その信用が揺らがないことが重要なので、今は最低限のところだけを出して、相手の主張を読みながら裁判を進めていくのでは」と解説した。

 松本側は「客観的証拠は存在しないにもかかわらず、一方的な供述だけを取り上げた、極めてずさんな取材活動に基づく記事」として、損害賠償だけでなく謝罪広告の掲載も求めている。一方の週刊文春編集部は「これまでの報道内容には十分に自信を持っています」などとコメントしている。

おすすめテーマ

2024年02月20日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });