青学大・原晋監督 佐々木麟太郎の米国“流出”で警鐘「優秀な人材、日本からどんどん流出しますよ」
2024年02月20日 19:44
芸能
佐々木は4年間で約5000万円とも言われる学費を全額免除されるほか、住居費や食費も免除される「フルスカラシップ」で入学する。こうした手厚い待遇に、原監督は「日本の教育も少し考えていかなきゃいけないなと思うんですよ。優秀な人材、日本からどんどん流出しますよ」と警鐘を鳴らした。
その上で、日本と米国の大学についての考え方の違いを説明した。「日本はスポーツはスポーツ、勉強は勉強、大学は勉強するところであって、スポーツは別物だという扱いをしがちなんですよ」。一方で、「スタンフォード大学は多様な人を受け入れる姿勢、素晴らしいです」と称賛した。
原監督は佐々木に、国内の大学でプレーして欲しかった思いもあるという。「佐々木選手、東大に入れなかったのか。わざわざそっちに行かなくても、東大、(東京)六大学で活躍して、日本のプロ野球に入って、それからメジャーに行く…そんな流れを否定されていますよね」。さらに「いやあ…東大野球部に入ってもらいたかったなあ」とつぶやいていた。