「愛の賛歌」と“同い年”クミコ 越路吹雪生誕100年の7月に新アルバム発売
2024年04月16日 04:00
芸能
越路吹雪は宝塚歌劇団のトップスターとして活躍し、退団後は歌手・ミュージカル女優として大人気だったが、1980年に絶頂期の56歳で死去。越路がカバーした「愛の讃歌」は仏歌手エディット・ピアフのヒット曲だが、作詞家の岩谷時子さんにより原詞の激しすぎる愛の告白の内容から離れ、普遍的なラブソングに訳詞をしたことで日本で受け入れられ、越路吹雪の最大のヒット曲となった。
クミコの新アルバムのスーパーバイザーを務める音楽評論家の安倍寧氏は「越路生誕100年でもある今年7月、シャンソン喫茶の殿堂銀巴里出身で『愛の讃歌』と“同い年”のクミコが、新たに録音した『愛の讃歌』と『アプレ・トワ』を含むニューアルバムをリリースする。今の時代、岩谷時子さんの詩で『愛の讃歌』を歌い継げるのはクミコしかいない」とコメントを寄せた。