日テレ系ドラマ「約束 ~16年目の真実~」(1)深夜帯ならではの“静”でスタイリッシュなサスペンス

2024年04月16日 07:00

芸能

日テレ系ドラマ「約束 ~16年目の真実~」(1)深夜帯ならではの“静”でスタイリッシュなサスペンス
深夜帯ならではのサスペンスが描かれていく Photo By 提供写真
 11日にスタートした日本テレビ系ドラマ「約束 ~16年目の真実~」(木曜後11・59)は、16年前に猟奇事件に巻き込まれ父が逮捕された女子高生が、父の無実を証明するため刑事として故郷に戻り、真相に迫る物語だ。
 サスペンス好きというプロデューサーの多鹿雄策氏は今作が連続ドラマ2作目のプロデュース。「(昨年4月期の)『勝利の法廷式』ではほぼ1話完結型でしたが今作は1クールかけて人が秘密を抱え、他人の内なるものを疑い合っていく様子をじっくり描くことに挑戦してみたかった」と作品背景を明かした。脚本は完全オリジナルで放送時間帯も意識したという。

 ほぼ日付が変わるタイミングで放送される枠。深い時間だからこそ「静と動の“静”を意識」と話した。舞台設定も東京郊外の架空の平穏な町で、走る場面なども減らそうとする徹底ぶり。「一つの真相に向かい突き進んでいくことを表す上で、エンターテインメント性も一度忘れて作り始めました」とも語り、恋愛やにぎやかしの要素も除いている。

 “静”でエンタメ性を薄めた今作のイメージを「上質でスタイリッシュな刑事サスペンス」と表現する多鹿氏。その世界観で主人公を演じるのは女優の中村アン(36)だ。 

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