「光る君へ」道長を実資呼ばわりも…道隆「体だるく」没年迫る 井浦新4・20“土スタの法則”発動?
2024年04月16日 11:00
芸能
女優の吉高由里子が主演を務め、「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などを生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。
藤原兼家(段田安則)から後継者に指名された道隆。第15話「おごれる者たち」(4月14日)の冒頭、強引に藤原定子(高畑充希)を中宮(皇后とほぼ同格)にし、皇太后・藤原詮子(吉田羊)を内裏の外へと追いやった。
2年後の993年(正暦4年)。道隆の独裁に拍車がかかり、藤原伊周(三浦翔平)らに身内びいきの人事を断行。定子のために公費を投じ始め、藤原道長(柄本佑)の進言にも「細かいことを申すな。おまえは(藤原)実資(秋山竜次)か」と耳を貸さない。この日は「朝から体がだるくてのう」と参内しなかった。
藤原道隆の没年は995年(長徳元年)で、2年後に迫る。酒好き、飲水の病(糖尿病)が原因ともされる道隆の最期は、どのように描かれるのか。
「土スタ」や「あさイチ」(月~金曜前8・15)に招かれる大河や朝ドラのキャストは“退場”が近いことが多い。今回も“法則”が発動されるのか。
次回は第16話「華の影」(4月21日)が放送される。