清原博弁護士 大谷代理人も「法的に責任負う可能性」水原容疑者のウソ信じ「直接、意思確認しなかった」

2024年04月16日 10:57

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清原博弁護士 大谷代理人も「法的に責任負う可能性」水原容疑者のウソ信じ「直接、意思確認しなかった」
清原博弁護士 Photo By スポニチ
 国際弁護士の清原博氏が16日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。ドジャース・大谷翔平投手(29)の元通訳で、銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者(39)をめぐる問題について言及した。
 番組では大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏について、米国でも批判が集まっていると紹介。地元紙ロサンゼルスタイムズが「解雇すべき」などと報じている。

 清原氏は「私は、もしかたしたら今回の大谷選手の銀行口座からの不正送金に関して、バレロ氏が法的に責任を負う可能性があるなと思っています」と言及。「今まで報道によりますと、バレロ氏は大谷の財産管理はしていないと。“財産管理は別の会計事務所が担当してます”って報道があったものですから、私はバレロ氏が会計業務は担当してないから責任はないと思ってました」と続けた。

 ただ、連邦捜査当局が出した訴状の中では、大谷の銀行口座を管理していた会計士がバレロ氏から雇われて口座管理をしていたことが判明。確定申告などのために「大谷の銀行口座を見たい」と会計士がバレロ氏に伝えたところ、バレロ氏がその旨を水原容疑者に連絡。水原容疑者が「大谷がプライベートな口座だから誰にも監視させたくない」と拒否していると虚偽の説明をバレロ氏にしていたとされている。

 上記のことから、清原氏は「会計士が確定申告する時に、銀行口座の情報を見ないで、ただ単に水原容疑者の言ったことを信用すること自体があり得ない」とバッサリ。「バレロ氏もそこは分かってるから、大谷選手が本当に銀行口座をプライベートだから他人にも、特に会計士にも“見せたくない”と言うのかと。普通そうじゃないでしょ?と。確定申告する時、会計士は会計専門だから普通は見せますよね。断るのはおかしいと普通は感じるはず」と指摘した。

 だからこそ「バレロ氏としても大谷選手に直接、意思確認すべきであって、(意思確認を)やってないこと自体がバレロ氏としても会計責任を負ってたわけですから“業務をしっかりやってますか?”と責任を問われると、私は思ってる」と訴状を読み取った上で、バレロ氏が会計責任も負っていたことから責任があるのではとした。

 清原氏は「バレロ氏が雇った会計士が“銀行口座を見たい”と言ってるのに見せてくれなかった。バレロ氏は大谷選手に直接、意思を確認しなかった。これはバレロ氏側にも法的に責任を問われうる状況じゃないかと私は思ってる」と繰り返し、バレロ氏にも責任があると述べた。 

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