森永卓郎氏 米トランプ元大統領の「円安は大惨事」投稿に「まさにその通り」も「私は嫌いです」

2024年04月24日 10:57

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森永卓郎氏 米トランプ元大統領の「円安は大惨事」投稿に「まさにその通り」も「私は嫌いです」
経済アナリストの森永卓郎氏 Photo By スポニチ
 経済アナリストの森永卓郎氏(66)が、24日放送のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」にスタジオ生出演。米ドナルド・トランプ元大統領(77)について思いを吐露する場面があった。
 トランプ元大統領は外国為替市場でおよそ34年ぶりの円安ドル高水準となったことについて、自身のSNSで「アメリカにとって大惨事だ」と投稿したことを取り上げた。

 これについて、森永氏は「私はずっと40年間ぐらい、経済モデルで、経済の模型でシミュレーションするっていうのを本業にしてきたんですけど、私が使ってきたモデルでも、例えば内閣府のモデル、日銀のモデル、全部で円安にしたほうが経済全体としては日本経済はプラスになる」と説明。「ただ、短期的に、投機で瞬間的に円安になってもそれはあまり効果がない。円安が安定すると、日本で作ったほうが安いじゃん!っていう話になってどんどん工場が立って、日本での雇用は増えていく」とした。

 そのうえで「トランプ元大統領は古い経済学というか、オーソドックスの経済学に基づいて発言しているんじゃないか」と分析した。

 パーソナリティーの垣花正アナは「なぜ、大惨事かというと、製造業に打撃を与えて、アメリカの工場が仕事を失うか、海外に移転する可能性がある」とトランプ氏の発言を補足。これに、森永氏は「まさにその通り」と認めつつ「トランプ大統領がもし誕生すると、円安修正に動く可能性が極めて高いと思うんです」と解説した。

 そのこと自体は「(日本にとっても)悪い話ではない」と森永氏。ただ「トランプ大統領は大嫌いなんでやめてほしい。大統領になるのをやめてほしい」とキッパリ。「不倫をして口止めして大金を払うようなやつとか、議会を抑えて扇動するようなやつが大統領になるのは私は嫌いです」と主張した。

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