太田光代社長明かす ウエストランド河本が緊急会議で太田光、井口に直接謝罪…ギャラ折半廃止、断酒へ

2024年04月24日 17:15

芸能

太田光代社長明かす ウエストランド河本が緊急会議で太田光、井口に直接謝罪…ギャラ折半廃止、断酒へ
太田光代社長 Photo By スポニチ
 芸能事務所「タイタン」の太田光代社長が24日、タクシー運転手とトラブルを起こした、お笑いコンビ「ウエストランド」の河本太(40)について語った。「タクシー運転手の方に本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した上で、トラブルの状況と事務所の対応を話した。
 JR品川駅付近の路上で20日夜、タクシーを待っていた河本がタクシーの車体を蹴り上げ、注意に出てきた運転手とトラブルになったと23日夜に「文春オンライン」が報じた。

 スポニチアネックスの電話取材に応じた光代社長によると、タクシー乗り場ではない所にいた河本が、客を降ろしたタクシーに乗せてもらおうとしたが、ドアが閉じたことで、乗車拒否されたと勘違いし、車体を蹴ってしまった。河本は当時、酒に酔っていて、降りてきた運転手ともみ合いになり、腕にかみつくなどした後で運転手に押さえつけられるなどして歯が3本折れた。その後、駆けつけた警察官に2人とも連れて行かれ、警察署で事情聴取を受けたが事件化にはならず、双方が納得する形で「けんか両成敗」という状況になったという。

 このトラブルを受け、光代社長は22日にウエストランドの2人を自宅に呼び、マネジャー、たまたまいた太田光を交えて緊急会議を開催。河本から事情説明と謝罪を受け、出席者それぞれが思いを述べたという。光代社長は「当たり前ですが、全員が怒っていました」とし「ここでは内容は明かしませんが、太田が言った言葉をウエストランドの2人は真剣に聞いて受け止めてました」と、事務所の大先輩で憧れの存在でもある太田から諭され、河本も反省を深めていた様子を語った。

 光代社長は芸人の心構えを指南。「今回は乗車拒否を勘違いしたけれど『何か頭にくることがあったらネタにできると思いなさい』と話しました」という。

 また、この場ではウエストランドが結成以来続けてきた「ギャラ折半」も議題に。光代社長は「働かなくてもお金が入ってくるという状況では、河本に甘えが出ると思っていて、これまでも何度かやめることを提案していたけれど、(相方の)井口が河本ともめたくないということで続けてきた。でも今回は井口も怒っており、そうなりました」とギャラ折半制度が廃止されることを明かした。

 今回のトラブルには河本の酒との問題もあった。光代社長は「河本はお酒が弱いのに飲んでしまう。飲んでから訳が分からなくなった後で、寝てしまうという飲み方。私がいる場でお酒を飲む時は河本を隣の席に座らせ、家にも送り届けていた。プライベートではなかなか難しいし、こんなことでは芸人仲間も食事をしてくれなくなってしまう」と懸念を口に。今後「何らかの形で本人に反省の弁を述べる機会を用意して、大勢の人の前で言った方が効果があるで、その場でお酒をやめることを誓ってもらう予定です」と、河本本人の口から謝罪と反省、断酒宣言をさせるとした。

 現在、河本は顔に傷がある状態で「表に出る仕事をしている以上、醜い姿では出られない」とし、仕事を休んでいるが「メイクなどで傷を薄くできるようになれば」復帰する見込みだ。

 河本に腕をかまれるなどしたタクシー運転手に対して、光代社長は「早くケガが治られることを願っています。治療費も完全に補償させていただきます」とし「申し訳ありませんでした」とあらためて謝罪の言葉を口にした。

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