森永卓郎氏の詐欺広告ダントツの約3700件 息子の康平氏病気さえ悪用の内容に「すごく怒っている」
2024年04月24日 17:44
芸能
また、慶応義塾大教授で経済評論家の岸博幸氏も悪用されている1人。岸氏をかたった詐欺広告は約1100件に及ぶ。多発性骨髄腫と闘っている岸氏はこの日、番組に生出演。「病気のことも悪用して書かれているので、本当に許しがたい」と怒りをあらわにした。一方で岸氏は詐欺広告について「もっともらしい経済用語が書かれていますが、貯金を全部移せとか、この個別銘柄が上がるとか、こんなこと経済評論家が言うことは絶対にあり得ない」と、詐欺を見抜く方法の一つも指摘した。
多くの詐欺広告の温床となっているのはフェイスブックやインスタグラムなどで、その運営元は米国のメタ社。岸氏は「メタは何度言ってもニセ広告を削除してもらえないが、X(旧ツイッター)で偽の私を発見したので削除を要請したらそのアカウントはすぐにプロックされた。会社によって対応は違う」と、対応の遅いメタ社にはいら立ちを隠せない。いまだにメタ社は静観の様相だが、実業家の前澤友作氏はメタ社を提訴する動きを見せており、今後の展開に注目が集まりそうだ。