【名人戦】豊島将之九段が藤井名人に一矢報いる1勝「5局目につながったのは良かった」オホーツク決戦へ
2024年05月19日 20:50
芸能
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豊島が39、41手目に左桂を2段階活用したお返しとばかり、藤井も40、42手目に2段階活用。「天使の跳躍」の応酬という、見応え十分のやりとりが2日目午前に展開された。豊島が44分を費やせば、藤井も100分の長考。午前中は桂馬が動いただけとなった。
正午、昼食休憩に入った。持ち時間9時間から豊島が5時間19分、藤井が5時間41分を消費。そして一矢報いたい豊島九段がわずかにリードした局面で夕食休憩に入った。
夜戦に突入した第4局。一度は藤井が押し返し五分の戦いになったが、ジワリと豊島九段が形勢有利に進めた。
別府市での名人戦は1953年以来2度目。当時の大山康晴名人に升田幸三八段が挑み、升田が勝利した第12期第3局だった。1日目、大駒がお互いの駒台を行き来する横歩取りならではの展開に続き、読みと読みがぶつかった。