神田伯山 “100年に1人の…”宣伝文句に違和感「こんな失礼なことないじゃないですか?」

2024年05月19日 21:53

芸能

神田伯山 “100年に1人の…”宣伝文句に違和感「こんな失礼なことないじゃないですか?」
講談師の神田伯山 Photo By スポニチ
 講談師の神田伯山(40)が、19日放送のフジテレビ系「だれかtoなかい」(日曜後9・00)にゲスト出演し、自身のキャッチフレーズに対する疑問を口にした。
 この日は俳優・市村正親とのクロストーク。高座では熱っぽく、疾走感あふれる語り口で観客を引き込み、日本一チケットの取れない講談師と話題に。番組のテロップにも“100年に1人の天才講談師 神田伯山”と記された。

 しかし、このキャッチフレーズには、申し訳ないという思いもあるという。伯山の大ファンだという市村が「100年に1人の…」と言いかけると、伯山は「市村さん、あれね。100年の1人の講談師って、あれうそなんですよ。あれ、ちょっとテレビ用っていうか」と神妙な面持ちで告白した。

 その上で、師匠で人間国宝の神田松鯉の名を挙げて説明した。「100年に1人だったら、うちの師匠を超えていることになっちゃうので、こんな失礼なことないじゃないですか?」。そのキャッチフレーズ自体、自分ではない誰かが付けたものだといい、「その看板ね、今そ~っと外してるんです。フェードアウトしているんです」と笑わせた。

 分かりやすいキャッチフレーズだが、伯山は「視聴者はすぐ信じるんですよ」とチクリ。「僕ね、(高座の)出来が悪いと、すぐお客さんのせいにするんですよ」とぶっちゃけた。

 さらに市村に対しても、「リサーチしたら、市村さんは客のせいにする芸人が一番嫌いだって。“会いたい”って言われたのに、最速で嫌われた」と打ち明け、スタジオには爆笑が起こっていた。

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