テレビ朝日「Believe-君にかける橋-」P語る(2) 世界観やタイトルに込められた木村拓哉の思い

2024年05月28日 07:00

芸能

テレビ朝日「Believe-君にかける橋-」P語る(2) 世界観やタイトルに込められた木村拓哉の思い
刑務所に収監されるも前を向く主人公を演じる木村拓哉 Photo By 提供写真
 テレビ朝日ドラマ「Believe―君にかける橋―」(木曜後9・00)は、無実の罪に問われた橋の設計者が脱獄し真実を明かそうと未来を切り開いていく物語。世界観やタイトルには主演の木村拓哉(51)の思いが込められている。
 プロデューサーの都築歩氏は、あらぬ罪で収監される主人公像を「面白い」とした木村から「できれば暗くしたくない。主人公が諦めずに未来に向かっていけたら」と希望された。この言葉が物語作りの推進力になった。

 都築氏は「確かに暗いサスペンスなどは配信で数字が回るかもしれない」とするも「コロナ禍や不安定な世界情勢が続き、テレビ視聴者にはダークなものを見たくない方も多いはず」と考えた。木村の言葉も「テレビの前の人に向けて明るい世界を届けたい思いもあったのでは」と受け取った。逃亡中の主人公が妻(天海祐希)と落ち合うシリアスな時でも、リビングでの会話のようになごむやりとりがある。暗すぎない世界観を象徴した場面だ。

 タイトルは何百もの候補の中から、前向きさを意識し「Believe」になった。「君にかける橋」も物理的な橋に加え、人が人を信じてできるつながりの“絆”の意味も持ち合わせている。(続く)

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