金子恵美氏 蓮舫氏の都知事選出馬会見に疑問符「日ごろ都政に関心があったらビジョン出てくる」

2024年05月28日 21:55

芸能

金子恵美氏 蓮舫氏の都知事選出馬会見に疑問符「日ごろ都政に関心があったらビジョン出てくる」
金子恵美氏 Photo By 提供写真
 元衆院議員の金子恵美氏(46)が28日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に生出演し、立憲民主党の蓮舫参院議員(56)が東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に出馬を表明したことについて私見を語った。
 27日に出馬表明を行った蓮舫氏は、小池百合子知事による8年間の都政について「この8年間でどう変えたのでしょう」と痛烈批判した。「この自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットする先頭に立つのが私の使命」。自民党派閥の裏金事件に絡めて思いを口にし、無所属での出馬を宣言した。

 蓮舫氏の電撃参戦に、金子氏は「都知事選に出馬するという大変な決断をされたことには敬意を表するところ」としつつ、疑問も口にした。「トップを務めようとしている方には、ビジョンを語っていただきたい。東京の未来、先を語って欲しかったのに、過去というか、裏金の話とか、後ろ向きな話とかを語られたのは正直私は、残念だな」と首をひねった。

 長く国政で戦ってきた蓮舫氏の、突然のシフトチェンジだった。金子氏は「日ごろから都政に関心があったら、自然と“都政でこういうことをしたいんだ”というビジョンというのは、語ってしまうというか、出てくると思う」と指摘。ところが、「今回出てきたのは裏金議員とか、非小池都政とか、裏金とか有権者に響くワードで勝負してきたというところが、体制に対して批判をするという、これまでの野党としての役割というか、蓮舫さんの素の部分というか、いつもの染みついたスタイルでやってきたというふうに、思わずそういうしゃべり方になっちゃった」と、パワーワードで与党を締め上げるスタイルが前面に出てしまっていたと分析した。

 リセットという言葉にも首をひねった。小池知事の実績について、「今やっている子育て支援とか教育政策、所得制限の撤廃をしたり、結構やってるんです。卵子凍結のこととか、災害の時の無電柱化、支柱化とか、独自の政策とかもすごく期待している周りの声がある」と説明。その上で「これもリセットされちゃうの?って」と、危機感を口にしていた。

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