「虎に翼」博多大吉、朝ドラ受けで困惑 優三が…衝撃ラストに「明るく始めてくれと言われましたけど」

2024年05月28日 08:57

芸能

「虎に翼」博多大吉、朝ドラ受けで困惑 優三が…衝撃ラストに「明るく始めてくれと言われましたけど」
「博多華丸・大吉」の博多大吉 Photo By スポニチ
 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は28日、第42話が放送された。オンエア直後の同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)ではキャスターを務めるお笑いコンビ「博多華丸・大吉」が困惑する場面があった。
 <※以下、ネタバレ有>

 日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。

 第42話は、猪爪直言(岡部たかし)の体調が優れない。佐田寅子(伊藤沙莉)と猪爪直明(三山凌輝)はマッチ製造の仕事を紹介してもらい、猪爪はる(石田ゆり子)と猪爪花江(森田望智)は繕い仕事。何とか生活していた。寅子は雲野六郎(塚地武雅)の事務所を訪ねてみるが、雲野の生活も苦しいようだった。そんな中、直言が重要な知らせを寅子たちに隠していたことが発覚し…という展開。

 年が明け、1946年(昭和21年)。佐田優三(仲野太賀)の消息は不明のまま。花江は「もっと優三さんの話をしていいのよ。写真も飾っていいの」「一緒に優三さんを待ちましょうよ」と寅子を気遣った。

 5月、11年ぶりのメーデー。終戦初の新入生が臨む東京帝国大学の入学式も行われた。寅子は雲野の事務所に辞表を提出した“あの日”以来、しまっていた法律の本を取り出し、直明に手渡した。弟に学ぶ喜びを知ってほしかった。

 寅子が雲野の事務所から帰ると、優未の子守をしていた直言は立ち上がり、何かの紙と封筒を背中の方に隠した。

 終戦から1年が過ぎ、10月、ラジオからは並木路子の「リンゴの唄」。直言が胸を押さえて倒れ、駆け寄った寅子は棚から落ちた写真立ての裏にあった紙を見つける。

 直言は「見るんじゃない!見るんじゃない!やめろ!」。寅子が紙を広げると、寅子宛てに4月に届いていた優三の死亡告知書。「陸軍上等兵 佐田優三 戦病死」――。寅子は絶句した。

 オンエア直後の「あさイチ」オープニング。博多華丸が「ええーっ、とう終わり方ですね」と驚くと、相方の博多大吉が「戦病死って書いてありましたけど…」と反応し、続けて「(番組スタッフから)できるだけ早く、明るく番組を始めてくれと言われましたけれど、世の中にはできることとできないことってあると思います…」と気持ちの切り替えが難しいと伝えた。

 朝ドラ放送後にはSNS上には「マジかよ」「衝撃の展開」「一番しんどい展開」「まだ火曜日の朝なのに」「なんで黙っていたの」「お父さんの優しさも分かる。でも残酷」「連日の訃報。昨日も今日もこの涙をどうしてくれよう」「優三さんには無事戻ってきてほしかった。あの笑顔はもう見られないのね(涙)」などの声が続出。視聴者の涙を誘った。

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