中村獅童 ビートたけし原画の祝幕に感激 息子にはライバル宣言「子供たちには負けたくありません」

2024年05月28日 13:39

芸能

中村獅童 ビートたけし原画の祝幕に感激 息子にはライバル宣言「子供たちには負けたくありません」
<「六月大歌舞伎」祝幕お披露目会見>祝幕の前で写真に納まる(左から)中村夏幹、中村獅童、中村陽喜 Photo By スポニチ
 歌舞伎俳優の中村獅童(51)と息子の中村陽喜(6)、中村夏幹(3)が28日、東京・歌舞伎座で祝幕お披露目会見に出席した。
 陽喜、夏幹は6月1日に初日を迎える「六月大歌舞伎」で初舞台を踏む。特別な舞台の引幕はビートたけし(77)が原画を担当した。子供たちの意見も取り入れて選んだ風神雷神をモチーフに27.573メートルの幅と高さ約6メートルの幕を存分に使い切った。この日はたけしからのメッセージも読み上げられ「これからの歌舞伎界を担っていくお2人及び皆さまの輝かしい未来を、心よりお慶び申し上げます」と祝いの言葉を寄せた。

 制作のきっかけは獅童が出演した昨年公開の映画「首」。たけしがメガホンを取ったこの作品への出演を機に親交を深め、祝幕作成を依頼した。完成した幕を見上げた獅童は「こんなに素敵な祝幕を送ってくださり胸がいっぱいです」と感激した様子だった。

 獅童は息子2人の関係にも言及し「2人の間だけでなく、私ともライバル。やはり舞台の上に立ったら、その日からライバルです。子供たちには負けたくありません!」と宣言した。父の「ライバル」宣言に陽喜くんは「分からない」と困り顔。ライバルの意味を教えられると「お父さんより上手になりたい思いはある。名前を襲名するのが楽しみ」と元気よく語った。

 祝幕は襲名披露や初舞台の際、後援会やごひいき筋から俳優に提供される特別な引幕。歌舞伎座で用いられる黒・柿・萌葱(もえぎ)色の定式幕の代わりに用いることがある。

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