ABCテレビ社長 松本人志のM―1不在「想定もしていない」 根底に2015年成功に導いた自信!?

2024年07月26日 18:41

芸能

ABCテレビ社長 松本人志のM―1不在「想定もしていない」 根底に2015年成功に導いた自信!?
ダウンタウンの松本人志 Photo By スポニチ
 ABCテレビの今村俊昭社長が26日、大阪市内の同局で会見を行い、今年も開催される漫才日本一決定戦「M―1グランプリ」について「審査員はまったく白紙」と話した。
 今年もすでに始まっているお笑い賞レース。特に秋以降は大きな大会が重なるが、中でも一番の注目はやはり「M―1」。その審査員を長らく務めてきたダウンタウンの松本人志は現在、週刊文春と係争中で、それに専念するため芸能活動を休止中。今年いっぱいの復帰は厳しいというのが大方の見方で、数々のお笑い賞レースに松本人志審査員の姿がない可能性が高い。

 ただ今村社長は、報道陣のM―1での松本人志不在となる可能性を聞かれ「現時点で松本さんがいないという想定もしていない。全くの白紙」という見解を示した。

 例年、M―1の審査員は夏の段階ではまったく決まっていないのが通常。今村社長は、大会がもう少し近づいてきてから「空気、全体を考えて最適な審査員を考える。皆さんが想像をされている以上に(決勝の)近くで決まり、いつもバタついている」という。

 この大きな理由のひとつが、番組編成の問題だ。テレビ朝日との兼ね合いで放送日や放送時間の調整は視聴者の想像以上に時間がかかる。ようやく決定した段階で審査員の調整に入るが、スケジュール調整もあり、そう簡単には決まらない。実際、2015年には松本が審査員を辞退。相方の浜田雅功が裏番組で「ジャンクスポーツ」の特番にMCとして出演していたためだ。

 15年まではある程度、松本ありきで大会を考えていた可能性もあるM―1。しかし、15年は約5年の中断を経て大会が再出発した年。それを松本不在で乗り切っただけでなく、今も続くブームを作り上げたという実績は大きい。

 松本は同局の「探偵!ナイトスクープ」にも局長として出演しているが、現在は局長代理が務め、それでも番組は変わらぬクオリティーを誇っている。今村社長は「裁判の推移を見守りながらも、スタッフの創意工夫で今後もしっかり取り組んでいきたい」と、同番組についても決して松本に依存することなく番組制作をしていく考えを示していた。

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