東国原英夫氏、自身の発言に「賛否が上がっています」 柔道・阿部詩号泣への意見巡り改めて思い説明

2024年07月31日 14:02

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東国原英夫氏、自身の発言に「賛否が上がっています」 柔道・阿部詩号泣への意見巡り改めて思い説明
東国原英夫氏 Photo By スポニチ
 元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏(66)が、31日までにYouTubeチャンネルを更新。パリ五輪でまさかの2回戦敗退を喫し、その場で涙した柔道女子52キロ級の阿部詩(24、パーク24)を巡る議論について、思いを述べた。
 阿部は28日に行われた2回戦で、世界ランキング1位のディヨラ・ケルディヨロワと対戦。開始1分15秒、技ありで有利に試合を進めていたが、2分過ぎにまさかの一本負け。その瞬間、畳に突っ伏し号泣した。畳を降りても会場に響き渡るほど泣きじゃくる姿に、会場の観客はスタンディングオベーションで拍手と「ウタコール」を送った。

 東国原氏は阿部について、情報番組に出演した際、「お叱りを受けるかもしれないけど、阿部詩さんは、悔しいのは分かるけど、あの泣きというのはどうなのかなと思いました」と指摘。「柔道家として、武道家として、もうちょっと毅然として欲しかったなとは思います。そこにへたり込んで、泣いているというのはどうなのかなと。悔しいのは分かったんですけど…武道家として、柔道家として、毅然としてね、相手の選手みたいにして欲しかったなとは思います」と語り、さまざまな議論を呼んでいた。

 この日、東国原氏は「阿部詩選手の号泣に私見を述べたことで賛否両論が上がっています」と題する動画を更新。改めて「あれはちょっといただけないかなという感じがします」と語り、「礼節を重んじる、勝っても負けても礼節を重んじて取り乱さないというか、毅然とした冷静な態度というのが、やはり柔道なんじゃないかなと思うんですね。心技体が問われる。本当に苦しかったんでしょう、悔しかったんでしょう。ちょっとあれはですね…周囲に配慮を欠いたのではないかと思います。ちょっとリアクションが稚拙だったのかな」と、情報番組で語った内容に補足し、私見を述べた。

 東国原氏は、阿部のほかさまざまな選手の姿勢に触れ、「スポーツというのは、夢や希望や感動を与えてくれますね」としみじみ。「選手が本当にこの汗・涙というものが、真剣にぶつかり合ってる姿と言うのは、なぜか、理屈抜きに感動をいただきますね」と称賛した。

 この動画には「取り乱してはいけない、感情を優先すべきではない、そんな事は詩選手もわかっているはず。でも悔しくて悔しくて我慢できなかった。相当な努力があったのでしょう。自分は詩選手を批判する事を出来ませんでした」「お笑い芸人が生放送中に偉大な先輩や親の訃報が流れても絶対に悲しさを見せるなよ 人を笑わせる者が舞台で涙を見せるなど言語両断なのだから」「周りがとやかく言うことじゃなくない?」「人間の親であり、親の子として、理屈抜きに容認できない人たちがいるんだって、これも驚いてます。礼儀とは礼節とは何なんでしょうか?」「賛否両論あると思います」と、さまざまなコメントが寄せられた。

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