吉永小百合 地方の仕事から夫・岡田太郎さんの元に駆け付け最期看取る…喪主を務め映画の撮影現場に戻る

2024年09月13日 17:03

芸能

吉永小百合 地方の仕事から夫・岡田太郎さんの元に駆け付け最期看取る…喪主を務め映画の撮影現場に戻る
吉永小百合 Photo By スポニチ
 女優吉永小百合(79)の夫で、元共同テレビジョン会長の岡田太郎(おかだ・たろう)さんが3日、胆のうがんのため都内の病院で死去した。94歳。東京都出身。家族葬を済ませての発表となった。喪主は岡田小百合(吉永)。後日「お別れの会」を予定している。
 献身的な看病も実らず、最愛の夫が天国に旅立った。岡田さんが90歳を過ぎてからも夫婦そろって旅行やゴルフを楽しんだり、クラシックコンサートに出掛けたりと、周りの人々がうらやむほどの夫婦仲だった2人。吉永の両親の反対を押し切って1973年8月に吉永と結婚して以来、半世紀以上にわたって仲睦まじい夫婦生活を送った。吉永は悲しみをこらえて新作映画の撮影現場に戻った。

 「昨年12月に胆のうがんと診断され、化学療法の治療を受けていましたが、転移もあり、症状が進んで、他界致しました」

 吉永は直筆の書面を添え、最期の時を報告。夫婦生活は50年を超えた。十二指腸かいようなど岡田さんが体調を崩した際は、吉永がかいがいしく看病を続けた。

 「病気に対しては、回復をめざして常に前向きでしたが、9月3日、94才で永眠いたしました。大往生だと思います。私は地方での仕事を終え、病院に駆けつけ、傍に寄り添って看取ることが出来ました」

 地方での仕事から病院に駆け付け最期を看取った吉永。喪主を務めた後に映画撮影の現場に戻った吉永を心配する声も尽きない。

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