青森山田・山本主将「正直、バラバラになる時もあった」苦難乗り越え歓喜のトロフィー

2024年01月08日 20:08

サッカー

青森山田・山本主将「正直、バラバラになる時もあった」苦難乗り越え歓喜のトロフィー
<青森山田・近江>前半、競り合う青森山田・山本(中)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【第102回全国高校サッカー選手権決勝   青森山田3―1近江 ( 2024年1月8日    東京・国立競技場 )】 青森山田が2大会ぶり4度目の優勝を果たした。決勝で近江(滋賀)に3―1で勝利。DF山本虎主将(3年)は歓喜の輪の中心でトロフィーを掲げ「一番目標としていたものなのでホッとしている。素晴らしいゲームで、最高の形で終わることができた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 チームとして近江の分析も行ったというが「自分たちにベクトルを向けて、自分たちのサッカーをすれば勝てると思っていた」と、守備からリズムをつくるスタイルを崩さず、前半を無失点に抑えて1―0で折り返し。後半2分に1点を与えたが、「焦らずにいこう」と呼び掛け、その後は鉄壁の守備でリードを守り抜いた。

 1年時には新型コロナによる活動自粛を経験した。昨夏のインターハイでは3回戦敗退。チームがかみ合わない時もあった。

 「正直、バラバラになる時もあった。負けてる時に自分の感情をコントロールできない選手もいた。苦しい部分もあった。きつかった」

 主将としてチームをまとめ、苦難を乗り越え、たどり着いた頂点。取材エリアでは優勝用の記念Tシャツに袖を通し「苦しい時期を過ごしてきた仲間と日本一になることができて幸せ。やり続けて良かった」と喜びをかみ締めた。

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