甘利明元幹事長 落選確実で進退に言及「関係者の皆さんと相談させていただいて、今後は判断したい」

2024年10月28日 00:21

社会

甘利明元幹事長 落選確実で進退に言及「関係者の皆さんと相談させていただいて、今後は判断したい」
甘利明氏 Photo By スポニチ
 第50回衆院選が27日、投開票され、神奈川20区から出馬した自民党の甘利明元幹事長(75)は、立憲民主党の新人・大塚小百合氏に敗れ、落選が確実となった。
 幹事長や選対委員長など党執行部の重役を歴任。経産相も務めた重鎮。岸田政権誕生にも尽くした。

 一方で、今回の選挙の大きなテーマは政治とカネ。幹事長時代の21年、在任35日間で3億8000万円もの政策活動費を受け取っていた問題が尾を引きずった。

 前回21年にも選挙区で敗北し、比例復活していたが、今回は党の内規「73歳定年制」を受け、比例重複立候補をしていなかった。そのため、連続当選は13回で途切れることが確実になった。

 こうした情勢を受け、甘利氏は事務所で会見。「これ以上できないというところまでやっていただき、感謝しております。それにもかかわらず、届かなかったということは、すべて私の責任で不徳の致すところであります」と頭を下げた。

 現在75歳。進退については「関係者の皆さんと相談させていただいて、今後は判断したいと思います」と保留した。

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