甘利明元幹事長 落選確実で進退に言及「関係者の皆さんと相談させていただいて、今後は判断したい」
2024年10月28日 00:21
社会
一方で、今回の選挙の大きなテーマは政治とカネ。幹事長時代の21年、在任35日間で3億8000万円もの政策活動費を受け取っていた問題が尾を引きずった。
前回21年にも選挙区で敗北し、比例復活していたが、今回は党の内規「73歳定年制」を受け、比例重複立候補をしていなかった。そのため、連続当選は13回で途切れることが確実になった。
こうした情勢を受け、甘利氏は事務所で会見。「これ以上できないというところまでやっていただき、感謝しております。それにもかかわらず、届かなかったということは、すべて私の責任で不徳の致すところであります」と頭を下げた。
現在75歳。進退については「関係者の皆さんと相談させていただいて、今後は判断したいと思います」と保留した。