横綱・照ノ富士 阿炎撃破で連勝発進!カド番の貴景勝は2日目で早くも土

2023年05月15日 18:21

相撲

横綱・照ノ富士 阿炎撃破で連勝発進!カド番の貴景勝は2日目で早くも土
<夏場所2日目>阿炎(右)を突き落としで下す照ノ富士(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲夏場所2日目 ( 2023年5月15日    両国国技館 )】 大相撲夏場所2日目、4場所ぶりに復帰した横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)が前頭筆頭の阿炎(29=錣山部屋)を下し2連勝。膝の状態に不安を抱えながらも一人横綱としての意地を見せた。先場所優勝の関脇・霧馬山(27=陸奥部屋)も連勝発進。カド番の一人大関・貴景勝(26=常盤山部屋)は2日目で土がついた。
 両膝のケガから復活を期す照ノ富士は初日、小結・正代をすくい投げで下し白星発進。昨年秋場所8日目以来、238日ぶりに勝ち名乗りを受けた。だが、立ち合いで前に出られず、逆に相手の強烈な左おっつけで後退したこともあり「あまり当たれていない感じだったので、しっかり見直してやっていきたい」と気持ちを引き締めた。

 この日は結びの一番で黒星発進の阿炎を突き落としで下し、2連勝。両膝をガッチリとテーピングで覆いながらも連勝を飾り、賜杯へ向け上々の滑り出しとなった。

 左膝負傷で先場所を途中休場し、今場所が6度目のカド番となる貴景勝は小結・琴ノ若と激突。思ったように前に出られず寄り切られ、2日目にして土。両膝のテーピングが痛々しく状態に不安を残した。

 霧馬山は平幕・遠藤を押し出しで下し2連勝。初場所が11勝、春場所が12勝。今場所10勝すれば大関昇進への目安とされる3場所33勝に到達するため、また一歩目標に近づいた。

 また、9場所ぶりの幕内復帰を果たした元大関の朝乃山も妙義龍を寄り切って2連勝。今場所の飛躍を期待させる“盤石の相撲”を披露した。

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