【相撲世界選手権日本代表決定戦 軽量級】女子は山下寧々が激戦制した 男子は奥知久が初の世界切符

2023年05月15日 22:26

相撲

【相撲世界選手権日本代表決定戦 軽量級】女子は山下寧々が激戦制した 男子は奥知久が初の世界切符
2分を超える激闘の末、山中未久(左)を破った山下寧々(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 第2回全日本相撲個人体重別選手権大会が14日、東京都千代田区の靖国神社相撲場で行われた。この大会は、10月に日本で開催される世界相撲選手権大会および世界ジュニア相撲選手権大会の日本代表選考会。コロナ禍で20年以降中止が続いていた世界選手権の復活に伴い、この大会も4年ぶりに復活した。
 女子軽量級は、昨年のワールドゲームズ金メダリストの奥富夕夏(24=リバーサルジム新宿Me,We)と銀メダリストの山中未久(29=クレオテック)の世界トップレベルの2人を含む5人による総当たりで争われた。2分を超える大熱戦が多かったハイレベルな戦いを制したのは、昨年の全日本女子相撲選手権優勝の山下寧々(焼津中央高2年)。この日ジュニア中量級にも出場しておりそこでは2位だったが、シニアの舞台で最年少の16歳ながら世界王者2人を破って初めての日本代表の座を勝ち取った。

 男子軽量級は、昨年の東日本学生体重別85キロ未満級優勝の奥知久(日体大3年)が5人による総当たり戦を全勝で制した。日体大を今春卒業した古田賢悟、寺尾拓真の先輩2人を破って優勝。世界選手権への切符を初めて獲得した。

 ▽男子 軽量級(85キロ未満)
優勝 奥知久(日体大3年)
2位 寺尾拓真(22=上越市スポーツ協会)
3位 古田賢悟(22=日体大)

 ▽女子 軽量級(65キロ未満)
優勝 山下寧々(焼津中央高2年)
2位 奥富夕夏(24=リバーサルジム新宿Me,We)
3位 石川玲愛(日大2年)

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