ラグビー・東京ベイ 逆転で初の決勝進出!執念の守りでトライ防いだ

2023年05月15日 04:11

ラグビー

ラグビー・東京ベイ 逆転で初の決勝進出!執念の守りでトライ防いだ
<東京ベイ・東京SG>後半、最後のプレーで東京SGがモールを押し込んでインゴールになだれ込む(撮影・篠原 岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワンPO準決勝   東京ベイ24-18東京SG ( 2023年5月14日    秩父宮 )】 準決勝の残り1試合が行われ、レギュラーシーズン2位の東京ベイが同3位の東京SGに24―18で逆転勝ちし、前身のトップリーグ(TL)時代を含めて初の決勝進出を果たした。南アフリカ代表フッカーのマルコム・マークス(28)が逆転トライ。元日本代表CTB立川理道主将(33)を中心とした懸命なディフェンスで守り抜いた。20日の決勝(国立)では昨季王者の埼玉に挑む。
 一時期は下部リーグに沈んでいた東京ベイが、新たな歴史を刻んだ。TL初年度の03~04年シーズンから通じて初の決勝進出。低迷期を知る主将7年目の立川は「新たな歴史を刻むことができたのは今までやってきたことを信じてやりきったから」と胸を張った。

 10―13の後半16分にマークスが逆転トライ。その後は6点リードで後半40分を告げるホーンが鳴っても、激しい攻防が続いた。最後は自陣インゴール手前で執念のディフェンス。チーム一丸でトライを防ぎ、激闘に終止符を打った。

 ワールドクラスのメンバーがチームを底上げしてきた。南ア代表で指導歴のあるフラン・ルディケ・ヘッドコーチが16年に就任。マークス、オーストラリア代表SOフォーリーらとウイニングカルチャーを浸透させた。立川は「外国出身選手が(技術やメンタル面で)落とし込んでくれた」と感謝している。

 決勝は王者・埼玉に立ち向かう。「歴史を変えるとずっと言ってきた」と立川。さらに順位をアップデートさせるつもりだ。

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